ラリージャパンは2日目を終え、トップはセバスチャン・オジエ組(トヨタ)。7.9秒差で勝田貴元組(トヨタ)が2位につけている。3位はエルフィン・エバンス組(トヨタ)で、フルモー組(ヒョンデ)、パヤリ組(トヨタ)が続く。



ドライバーズ選手権のタイトルを争う3人(エバンス、オジエ、ロバンペラ)のうち、ロバンペラ組はSS3で後輪をヒット(ペースノートの不備)し、大きく順位を落とした。なんとかサービスパークに戻り、チームの懸命な復旧作業によって午後のセッションに復帰している。


注目の新星マカリアン組(Mスポーツ・フォード)はクラッシュでマシンが大破。両選手に深刻なけがはなかったものの、デイリタイヤとなった。
チームごとで見ると、トヨタGRチームが速さを見せる一方、ヒョンデチームはやや遅れをとっている。

【2日目を終えた時点の順位】
1. オジエ組
2. 勝田組
3. エバンス組
4. フルモー組
5. パヤリ組
6. タナック組
7. ヌービル組
8. ミュンスター組
9. ソルベルグ組
10.カチョン組
WRCラリージャパンのサービスパーク・レポート
WRCラリーのサービスパークとは、ラリーカーの整備や修理を行うピット(ガレージ)のような施設であり、チームの拠点としての役割も持つ。

















競技中の修理やメンテナンス、セッティング変更などは、すべて決められた時間内で実施される。2日目の昼のサービスでは40分間が与えられ、超過して作業した場合はペナルティの対象となる。



観客にとってもサービスパークは見どころの一つだ。マシンが帰還し、メカニックが作業する様子を間近で見られるほか、整備を終えて再び走り出す瞬間を楽しむことができる。場合によっては、ドライバーからサインをもらえるチャンスに恵まれることもある。









いよいよ明日の夜は、初めて豊田市でのSSSが開催される。







