フィジカルAIの社会実装プラットフォーム「PHYSICAL AI LAB」をK&coが始動、Podcast番組で最新動向を発信

フィジカルAIの社会実装プラットフォーム「PHYSICAL AI LAB」をK&coが始動、Podcast番組で最新動向を発信
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  • 馬渕邦美氏
  • 山本力弥氏

K&co株式会社は2026年9月30日、フィジカルAIの社会実装プラットフォーム「PHYSICAL AI LAB」を始動した。フィジカルAIに関する知識の普及と、社会実装を担う人材の育成を通じて、日本の産業競争力の向上に貢献することを目指す。

第一弾コンテンツとして、馬渕邦美氏と山本力弥氏がパーソナリティーを務めるPodcast番組を開始する。二人の対話を軸に、フィジカルAIの最新動向や可能性、現場実装に向けた論点を継続的に発信していく。

生成AIの次に広がる「現実を動かすAI」

フィジカルAIとは、AIがロボットや機械などの物理的な身体を通じて、現実世界を認識し、判断し、動作するテクノロジーの総称だ。生成AIがデジタル空間で文章や画像を扱うのに対し、フィジカルAIは製造、物流、介護、小売などの現場で、搬送、ピッキング、検品、清掃といった物理作業そのものを担う。

自律走行搬送ロボット(AMR)、協働ロボット、ヒューマノイドロボットなどを支える基盤技術は進化しており、実用化への期待が高まっている。一方で、現場ごとの課題を見極め、導入を判断し、業務に組み込み、使い続けられる状態をつくる企業と人材は、まだ十分とは言えないという。

「PHYSICAL AI LAB」始動の背景

PHYSICAL AI LABは「未来を語るだけではない。日本の現場で形にする。」というミッションを掲げ、発信とコミュニティを軸に活動する。Podcastなどの情報発信に加え、カンファレンスの開催などを順次展開する予定だ。

研究者、メーカー、導入企業、現場責任者など多様な実践者をつなぎ、技術の可能性だけでなく、導入判断、ROI、安全、運用体制、現場定着といった社会実装の論点を共有する。フィジカルAIを自社の現場で考え、実装へとつなげるための基盤づくりを進める考えだ。

第一弾はPodcastとYouTube

番組は、PHYSICAL AI LAB発起人の馬渕氏と、RobotMateHub主催の山本氏がパーソナリティーを務めるラジオ番組だ。国内外のフィジカルAIの最新動向、技術とビジネスの接点、導入現場で起きていること、社会実装に向けた課題などを、わかりやすく掘り下げるとしている。

初回は2026年9月28日に配信されている。

パーソナリティー:馬渕邦美氏

馬渕邦美氏

馬渕氏はXinobiAI CEOで、一般社団法人Personal AI Forumの共同代表理事を務める。米国でのエージェンシー勤務を経てデジタルエージェンシーを起業し、OgilvyOne Japan CEOなどデジタルマーケティング領域で計4社のCEOを歴任した。Meta日本法人ではInstagramの日本市場成長をリードし、DeloitteやPwCコンサルティングではAI・先端技術・デジタル変革領域の事業開発や産業実装を推進した。

現在は、AI、XR、空間コンピューティング、フィジカルAI領域における社会実装と産業創出に取り組んでいる。

パーソナリティー:山本力弥氏

山本力弥氏

山本氏はRobotMateHub主催で、合同会社ヤマリキエッジ代表、一般社団法人ビジネスAI推進機構の代表理事を務める。ロボット業界歴は11年。アクセンチュアでコンサルタントを務めた後、2014年にソフトバンクロボティクスへ入社し、ヒューマノイドロボットの事業責任者として法人・個人向けの展開に携わった。ロボット100体によるスタジアム応援団でのギネス世界記録挑戦や、四足歩行ロボットの日本市場導入にも従事している。

2024年に独立し、ロボット業界に特化した人材育成・マッチングプラットフォーム「RobotMateHub」を運営する。現場実務と産業分析の両面から、ロボットとフィジカルAIの社会実装に取り組んでいる。

今後の展開

PHYSICAL AI LABは今後もPodcastを通じて、フィジカルAIの導入当事者や専門家の声を継続的に発信する。導入担当者、現場責任者、エンジニアがつながる実践コミュニティや、年次カンファレンス「PHYSICAL AI LAB SUMMIT」なども順次展開し、日本の現場から次の産業をつくるための基盤づくりを進めるという。

名称はPHYSICAL AI LAB、代表は馬渕氏、運営企業はK&co株式会社。フィジカルAIの導入判断や運用の論点を共有する場として、今後の展開が注目される。


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ロボスタでは、国産のヒューマノイドや四足歩行ロボットの開発・量産を目指すHighlandersの増岡宏哉CEOをお招きし、オンラインセミナー「国産ヒューマノイド『N』量産と知能化への挑戦 Highlandersが描くフィジカルAIと実世界データ戦略」を10月22日(木)に開催します。

オンラインセミナー「国産ヒューマノイド『N』量産と知能化への挑戦 Highlandersが描くフィジカルAIと実世界データ戦略」を10月22日(木)に開催

Highlandersは、三菱自動車の工場で活用するヒューマノイドロボットの共同開発と、京都製作所京都工場におけるHighlanders製品の量産化について協議を進め、2027年の早い時期の生産開始を検討しています。
また、ロボットを製造、物流、インフラなどの現場で稼働させ、視覚、力覚、触覚、遠隔操作などの実世界データを蓄積。そのデータを独自のフィジカルAI基盤モデルの学習に活用し、進化したAIを再びロボットへ展開する「データフライホイール」の構築を掲げています。

セミナーでは、国産ヒューマノイドの社会実装と量産、日本発のフィジカルAI産業の可能性などについて深掘りしていきます。ぜひご参加ください。
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《ロボスタ編集部》

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