株式会社DMM.comは、話題のモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」が、ロボットキャリア事業「DMM.make ROBOTS」の販売ラインナップに加わることを発表した。DMM.make ROBOTSのサイトにて4月28日(木)12時より予約受付を開始し、5月26日(木)より発売する。
「ロボホン」はシャープ株式会社がロボットクリエイター高橋智隆氏と共同で開発したモバイル型ロボット電話。二足歩行が可能なヒューマノイドロボットとしては極めて小型のサイズ(身長約 19.5cm)を実現し、外出先にも持ち運んで使用することができる。モバイル通信(LTE/3G)に対応しており、電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能や専用アプリケーションで提供されるサービスを、「ロボホン」と対話しながら使用することができるのが特徴。
DMM は、ロボットキャリア事業である「DMM.make ROBOTS」の新規ラインナップとして「ロボホン」の取り扱いを始め、DMM.make ROBOTS サイトにて予約販売を開始する。また DMM が提供する低価格で高品質な MVNO サービス「DMM mobile」とサービス連携することにより、「ロボホン」を使用するユーザーに低価格な電話・データ通信を提供することが可能になる。
ロボホン本体のDMM.make ROBOTSでの販売価格は198,000円(税抜)と、シャープのロボホンサイトから直接購入する場合と変わらないが、「DMM mobile」のSIMプランはシャープよりラインナップが豊富で価格が安い。
例えば、シャープで音声通話SIM(1GB)を契約するとSIMカードの月額料金は1,458円(税込)だが、DMM mobileの場合1,361円(税込)となる。また、上位プランの音声通話SIM(3GB)を比較した場合にも、シャープでは1,782円(税込)だがDMMでは1,620円(税込)と月々の負担が軽くなる。
加えて、DMM.make ROBOTS にて「ロボホン」を購入する方の中で、「DMM mobile」を新規契約する場合、もしくは契約済みの場合には、DMMポイントが5,000円分プレゼントされるキャンペーンが用意されている。まだ公式には発表されていないが、さらなる予約者特典が用意される予定もあるそうだ。
ただし、ロボホンの全般的なサービスを使うために必要な基本プランである「ココロプラン」や「保守サービス」だけは、DMM.make ROBOTSで「ロボホン」を購入した場合でも別途シャープ側で申込を行う必要があるため、DMM.make ROBOTSで購入した場合の方が申し込みの手間はかかってしまう。
双方の通信の「質」は気になるところだが、シャープのSIMもDMMのSIMもNTTドコモの回線を使用しているため、その点はどちらも安心できるだろう。
「おトクさ」を取るか、「ラクさ」を取るか。いずれにせよ、DMM make ROBOTSでの販売が始まることで、選択の幅が広がることは確かだ。
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ロボットスタート株式会社ロボットスタートはネット広告・ネットメディアに知見のあるメンバーが、AI・ロボティクス技術を活用して新しいサービスを生み出すために創業した会社です。 2014年の創業以来、コミュニケーションロボット・スマートスピーカー・AI音声アシスタント領域など一貫して音声領域を中心に事業を進めてきました。 わたしたちの得意分野を生かして、いままでに市場に存在していないサービスを自社開発し、世の中を良い方向に変えていきたいと考えています。