ディープラーニングのアベジャが「ABEJA Platform Open」の提供を発表(2017年冬より)、エコシステム構築に向けたパートナーの募集も開始

ディープラーニングを活用し産業構造の変革をサポートする株式会社ABEJA(アベジャ)は、新サービスとして 「ABEJA Platform Open」の提供を2017年冬より開始することを発表した。
それに伴い開発パートナーを、2016年11月22日(火)より一般募集する。

ABEJAは、 AIのブレークスルー技術であり、 蓄積されたビックデータから人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴を自動的に見つけ出す「ディープラーニング」を活用したサービスを提供している。 これまで、 ディープラーニングを活用し様々な大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力・フィードバックを行うPaaS(Platform as a Service)技術である「ABEJA Platform」を中心に研究開発を行い、国内で200店舗以上(2016年10月末時点)に導入され、 店舗運営の改善に資するソリューションを提供してきたと言う。

新サービスである「ABEJA Platform Open」は、 これまで 顧客へのソリューション提供基盤としてABEJA社内で活用していた「ABEJA Platform」をオープン化し、 一定の認定要件を満たす企業パートナーに利活用を促す。
近年、 IoT、 ビックデータ、 AIに関連した技術の目覚しい進展により、 大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力、 そして取得した先へのフィードバック、 という循環が可能となったことが背景にある。

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募集するパートナー

このエコシステムの形成に必要なパートナーとして、下記の5つの領域において 技術力やノウハウを持つ企業を募集する。

  1. IoTデバイスパートナー:センサーやアクチュエーターを提供する企業
  2. IoTネットワークパートナー:通信サービスを提供する企業
  3. システムインテグレーションパートナー:既存システムをインテグレーションする企業
  4. コンサルティングパートナー:AIテクノロジーを活用しソリューションを提供する企業
  5. APIエコノミーパートナー:API連携が可能な既存データを保有する企業

参画頂くパートナー企業は、 ビッグデータの蓄積とディープラーニングを含むAIを実行する基盤「ABEJA Platform Open」を利活用することができる。
また、 パートナー企業は、 自社のクライアントに対し、 サービスの一環として「ABEJA Platform Open」を活用したソリューションの提供が可能となる。

● 「ABEJA Platform Open α」パートナー申込サイト: http://www.abeja.asia/abejaplatform
● 募集期間:2016年11月22日~2017年夏(予定)
● 提供時期:2016年12月

AI技術のエコシステムやエコシステム開発パートナー獲得の流れがあり、同社もこの流れを構築することを急ぐとみられる。

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ロボスタ編集部

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