ルンバの米アイロボット社が日本法人を設立 日本市場でのビジネス展開を本格化

掃除機「ルンバ」などで知られる、世界トップのコンシューマー向けロボットカンパニーである米国アイロボット・コーポレーション(以下、アイロボット)は、従来からアイロボットの日本総代理店だったセールス・オンデマンド社と共に日本法人アイロボットジャパン合同会社(以下、アイロボットジャパン)を創業した。発表は2016年11月に行われていたが、設立が完了し、今後は日本市場でのビジネスを本格的に開始するとみられる。

2016年11月26日プレスリリース(PDF)
http://www.salesondemand.co.jp/20161121info.pdf

アイロボットはアイロボットジャパンの設立により、セールス、マーケティング、ブランディング、チャネル・リレーションシップ、カスタマーサービス等のプレセールス及びポストセールスの様々な活動を通じて日本での事業成長をさらに加速させていくと述べている。



今回、アイロボットジャパン代表執行役員社長には、ボーズ株式会社の社長、代表取締役であった挽野元(ひきの はじめ)氏が就任した。挽野氏はこれまでもプレミアムブランドを中心にしたハイテク企業やコンシューマビジネス企業の成長をグローバルに率いると同時に、多くの顧客やビジネスパートナーとの良好な関係性を築き上げた経験を持つ。

今後は日本市場におけるロボット掃除機ルンバ、床拭きロボットブラーバなどアイロボットブランドのさらなる成長を主導するとしている。

アイロボット 会長兼CEO コリン・アングル氏

アイロボットが、日本で新たな一歩を踏み出すことに胸を躍らせています。日本市場においては、すでに大きな実績がありますが、今後もますます有望な市場だと考えています。

アイロボットジャパン 代表執行役員社長 挽野元氏

2016年、日本においてアイロボットの収益は目標を達成していますが、2017年はさらに加速できると見込んでいます。私たちは目の前にある、このチャンスを活かすことができると確信しています。


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ロボスタ編集部

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