家庭用のAI音声アシスタントが先行しているが、業務用のアシスタントもいくつか登場してきている。今回はCiscoが発表した会議用のアシスタントを紹介する。
Cisco Spark Assistant
「Cisco Spark Assistant」はシスコが買収したMindMeldのテクノロジーを使用して作られた会話型AI。
このシステムは企業のミーティング用途を絞り込んだところが特徴だ。
Cisco Blog / Meet Cisco Spark Assistant, Your Virtual Assistant for Meetings
Cisco / Cisco Announces World’s First AI-Powered Voice Assistant for Meetings

会議システムの「Cisco Spark Room 70」に搭載されている。

フェーズ1でできることは、会議はじめる、電話するなど。
コマンド例は「Hey, Spark.」の後に以下を指示する。
「 I want to start the meeting.」 会議を始めましょう。
「Call Michael’s meeting room.」 マイケルの会議室に電話して。
「Call Sydney.」 シドニーに電話して。
「End the meeting.」 会議を終了しましょう。
次のフェーズで、空いている会議室を見つけて予約、動画や映像を共有、会議の録音、議事録作成、文書検索などをアシストする予定という。
このシステムの狙いは、AIミーティングのボットが会議メンバーに加わることで、人間は会議に係る雑務から開放され、より創造的なことに集中できるようになることだという。
動画を見るとイメージが湧くだろう。
僕はこう思った:
AlexaやGoogle Assisetantで会議向けスキル作ったらいいような気もしたりして。
ロボスタ / 音声アシスタント特集


