しっぽ型ロボ「Qoobo」、一般予約受付を開始 価格は1万円、出荷は来年夏から秋

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」などを開発・販売するユカイ工学株式会社は、2017年12月26日(火)より、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」の予約販売サイトを公開し、受付を開始したことを発表した。出荷は2018年夏から秋頃を予定している。



カラーバリエーションはクールな色合いの「HUSKY GRAY」と、優しい色合いの「FRENCH BROWN」の2色。価格は共に10,000円(税抜、送料は別途必要)にて販売する。

Qooboは、しっぽのついたクッション型セラピーロボット。そっと撫でるとふわふわと、たくさん撫でるとぶんぶんと、しっぽを振って応えてくれる。サイズは幅330mm、高さ160mm、奥行540mm、重さは約1kg。膝に乗せたり抱き上げたりするときにちょうどいいサイズ感、重さにこだわって作られている。

撫で方によって変化するしっぽの反応を、撫でる人自身が解釈して擬似的な心のやりとりを生み出す。



「疲れて家に帰った時、癒やしの存在が家にいてくれたら…」というユカイ工学の女性デザイナーの想いをきっかけにプロジェクトがスタート。犬や猫のように癒やしを与えてくれるロボットをつくろうと、動物の「しっぽ」に着目しQooboを開発した。実際のしっぽを研究し、その動きを再現する機構やプログラムの開発が行われている。

Qooboは米国メディアパネル・イノベーションアワードにて特別賞「Special Award Gadget Nation Award」を受賞し、海外のテレビやWEB などの多くのメディアから大反響があったという。

そして、「Kickstarter」 にて2017年10月19日(木)22時よりクラウドファンディングを開始し、わずか6日間で目標金額を達成。同年12月3日に908名の支援のもと、目標額の247%(12,360,156円)を達成し、応援の受付を終了した。

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ロボスタ編集部

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