【写真レポート】しっぽ型ロボット「Qoobo(クーボ)」と、本物のネコたち
ユカイ工学が現在クラウドファンディングサイト「Kickstarter」を通じて資金調達を行なっているしっぽ型ロボット「Qoobo(クーボ)」を、1日だけロボスタに貸し出しして頂けることとなりました。まだ世界で数体しかいないらしく、とても貴重な機会。さて、どんな写真を撮ろうかな。
Qoobo(クーボ)とは?
Qoobo(クーボ)とは、しっぽのついた クッション型セラピーロボットです。猫や犬のようなしっぽがついていて、体を撫でるとこのしっぽが生きているかのように動き出します。
構造はクッションの中に加速度センサーが入っていて、サーボモーター付きのしっぽがついているという単純なもの。しかし、そのコンセプトといい、見た目の可愛らしさといい、ユカイ工学さんらしい本当に愛らしいロボットなんです。
そんな可愛らしいロボット、さっそく可愛い女の子と一緒に写真を…と思いきや、ロボスタ編集部にはその時おっさんたちしかいなかったのです。これは困った。おっさんたちではPVが取れない。そして、翌日には返さないといけない。そこで思いついたのが、猫たちと戯れさせるということでした。
「Qoobo(クーボ)」は猫や犬のように癒しを与えてくれるロボットです。では一体、本物の猫たちはどう感じるのでしょうか。
猫と、Qoobo
編集部員の部屋に「Qoobo」を置いておくと…
お! ネコが近寄ってきました。
怪しげなクッションに警戒心満載。
少しずつ興味を持ってきたのか、
くんくん
においを嗅ぎまくってます。
そして安心したのか…
にゃお!
にゃおー!!
すると茶ネコもやってきましたよ。
同じく、くんくん。
グレー猫:知らにゃあですよ。
最後にはとても気に入った様子で、近くでゴロゴロ寝ていたようですよ。
猫好きにも、犬好きにも。
なんかクーボよりも猫に目が行ってしまったような…。まぁいいか。
とにかく、動いているところが本当に愛らしく、持っているだけで癒されること間違いなしの「Qoobo(クーボ)」。価格は1万円で、グレーとブラウンの2種類が販売されています。またスペシャル仕様として真っ白なカラーリングのクーボも10万円で特注できるようです。白いのが好きという方はぜひこちらの色をお選びください。
Qooboは発表と同時に日本だけでなく世界中から大注目を集め、海外でも様々なメディアに取り上げられました。そして、瞬く間に目標としていた500万円の資金調達を達成。本日時点で約900万円の資金調達に成功しています。
サイズは幅330mm× 高さ160mm× 奥行き540mm。ひざの上に載せると落ち着く大きさです。「そっと撫でるとふわふわと、たくさん撫でるとぶんぶんと」と商品説明に書かれているように、撫でると嬉しそうにしっぽが動き、ちょっと叩くと怒ったようにしっぽが動き、構造は単純なのにも関わらず、そこになんだか生き物感を感じるから不思議です。ハイテクなロボットもいいですが、こういうローテクとコンセプトだけで心を掴むロボットも、すごくいいですよね。クーボ、めっちゃ欲しくなりました。
Qoobo | Kickstarter
撮影を終えて
実は、この撮影の時には、Qoobo(クーボ)の電源を入れると、猫たちが驚いて逃げてしまって動画を撮影することができませんでした。なので、Qooboの電源を切った状態で置いておいたんですよね。
ただもしかしたら一緒に生活していると、猫たちも生命を感じて仲良くしようと試みたりするのかもしれません。自宅の猫がQooboと戯れている様子は、猫好きにはたまらない光景になりそうです。