富士通と都築電気、ロボットを活用した介護施設向けのサービスを発表
2018年5月14日
By 山田 航也
都築電気株式会社は、富士通株式会社と、シニアヘルスケア分野でロボットAIプラットフォームを活用した協業に合意したことを発表した。都築電気のシニアヘルスケア向けソリューション「KitFit SilverLand」と、富士通「ロボットAIプラットフォーム」の対人コミュニケーションに関わる各種機能を連携させることで、入居者により快適なサービスを提供することを目指している。
都築電気が提供する「KitFit SilverLand」とは介護保険制度に対応し、利用者一人一人を総合的に管理し、介護者を始めとする職員・関係者に情報を提供することで、介護サービスの向上を支援する介護事業者向け管理システム。これを、富士通のロボットAIプラットフォームと連携させることにより、利用者の属性・感情・会話などから、個人の趣味嗜好を学習し一人ひとりに最適な応対を行うことが出来るようになる。また対話のインターフェースとして、ユニロボット株式会社が開発した人の個性を理解するコミュニケーションロボット「unibo」を用いることで、高齢者の見守りや施設のコンシェルジュとしての活用が期待される。同ロボットは、先日オープンした「変なホテル東京 浜松町」にも採用されている。
今後さらなる高齢化が進む日本。介護現場を取り巻く労働環境は、依然として厳しい状況が続いているため、ロボットやAIによる労働環境の改善が期待されている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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