米国TiVoのDVRセットトップボックスがAlexaに対応。Amazon Echoから「アレクサ、CM飛ばして」と指示可能に。

2018年5月14日、米国大手テレビレコーディングサービス・ビデオレコーダーメーカーのTiVoがAmazon Alexa対応を発表した。

TiVoのセットトップボックス製品Premiere、Roamio、Boltの3機種がAmazon Echoなどに搭載されたAlexaで操作可能になる。セットトップボックスにAlexaを組み込んだわけではないので別途Alexa搭載デバイスは必要だ。






手元にあるAlexaデバイスにTiVoスキルをEnableしてから利用可能になる。

音声で制御できる内容として、チャンネルの変更、ストリーミングアプリ起動、コマーシャルのスキップ、再生中のコンテンツの停止・早送り・巻き戻し・ジャンプなどの制御が可能だ。

出来ないこともあり、例えば録画開始などは現在対応していないが今後音声コントロールの範囲を広げる予定だという。





もともとはセットトップボックスに付属のTiVo独自のリモコンにはマイクが内蔵されており、音声制御が可能だった。専用の音声システムとして特定の俳優の出演番組や、TV番組表の検索などが指示できるなどAlexaの音声制御よりも現時点では多機能である。それでもAlexaを希望するユーザーの声が多かったため、今回Alexaスキルの対応がなされたのだろうか。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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