ソニー・インタラクティブエンタテインメントが「プログラミング教育に対する意識調査」を公開、「家庭でも学んで欲しい」が「何から始めればいいのか分からない」

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、1月26日(土)、27日(日)に幕張メッセにて開催されたゲーム&ホビーイベント「次世代ワールドホビーフェア’19 Winter 東京大会」にて、「toio」コーナーに来場したパパ・ママを対象にしたアンケート調査結果の一部を公開した。アンケートは「家庭でのプログラミング教育」の意識について調査したもの。

アンケートでは「家庭でもプログラミングを学んで欲しい」と考える一方で、実際にはまだ家庭でプログラミング教育を行ってはいないことが明らかになった。


家庭でも子どもにプログラミングを学んでほしいですか

アンケートの設問は、【2020年に小学校でのプログラミング教育が必修化されますが、ご家庭でも子どもにプログラミングを学んでほしいと思いますか?】という内容。この内容に対し、「とても思う」または「思う」の回答が実に全体の83%を占めた。


その一方、【現在、実際にご家庭でプログラミング教育をしていますか?】という質問に対しては、76%が「いいえ」と回答。その理由を聞くと「自分自身がプログラミングについて全く分からないので、何から始めればいいのか分からない」「身近にプログラミングを学ぶきっかけがない」という声があり、家庭でのプログラミング教育に関心が高い一方で、これからのプログラミング教育に向けて準備ができていない親が多いことが分かった。


同社は会場で、子どもの創意工夫を引き出すロボットトイ「toio」コーナーを設置し、本体「toio」と同時発売となる3種類のタイトルをツアー形式で体験する「toio」の体験ツアーを実施した。ツアーのなかで「toio」であそんでいる様子を見ていた親からは「あそびを通じて、自然にプログラミングの基礎に触れることができる仕組みが良い」という声や、「子どもの興味を引き出すきっかけになりそう」「自分自身がプログラミングのことを知らないので、子どもと一緒に学んでみたい」などの感想があったと言う。

イベントの様子

ツアーでは、『工作生物 ゲズンロイド』『トイオ・コレクション』『GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~』の3つが体験でき、ロジーボのひみつが、保護者の方からもプログラミングというテーマと、子どもの楽しむ様子から興味を持ち、スタッフへの問い合わせが最も多いタイトルだったと言う。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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