クラスメソッドのカフェ「Developers.IO CAFE」が秋葉原にオープン 完全キャッシュレス化
クラスメソッドは、企業顧客向けに支援しているモバイル、クラウド、センサー、AIなどの各種、デジタルテクノロジーを駆使し、新しい店舗体験を一般消費者向けにサービス提供する実験店「Developers.IO CAFE」を本日、オープンしたことを発表した。カフェの開店を記念して、初回利用者の方はドリンク100円(税込み108円)となるキャンペーンを行なっている。
同店舗では、現金を扱わず、注文や支払いをスマートフォンアプリに限定。注文するタイミング・決済が自身で可能になるため、支払いで後ろの方を待たせずに済む。また、モバイルからの注文に特化することで、店舗の外から注文することも可能になる。この場合、必要に応じてGPSやビーコンを組み合わせて来店を予測する事で、タイムリーなサービス提供ができるという。
なお、商品の持ち帰りを希望する利用者は、店内のデジタルサイネージで自分の注文がどのステータスにあるか確認することができ、能動的にチェックインを行うことで、即座に商品を受け取る事ができる。
店舗には物販エリアが併設されており、このエリアではスマホアプリをかざしてチェックインすることで、レジレスの店舗体験が可能。店内に設置された各種センサーとつながったシステムにより、どの利用者がいつ何の商品を手に取って持ち去ったかを把握し、顧客が物販エリアの外に出ると、自動的に決済まで完了する仕組みとなっている。
店舗内の各センサーは独立し動いているが、クラウド側で総合的な推定を行っており、利用者ごとの動線の確認、カゴ入れ、カゴ落ち、購入などの判定が可能。なお、手に取ったけれども結果的に購入しなかった商品は、退店後にクーポンや詳細情報を通知することで、引き続き自宅で再検討してもらうといった「後追い」ができるようになっている。
Developers.IO CAFEは、秋葉原から徒歩約5分の場所にあり(東京都千代田区神田須田町2−25 Gyb秋葉原1階)、本日から営業が開始された。
同社は、店内だけの体験に留まらず、周辺オフィスへの宅配やECとの連携、イベントやワークショップへの送客、お友達へのメッセージ付きギフト、クレジットカード決済以外の支払い方法(交通系ICカード、QRコード系など)、サブスクリプションによる飲み放題への対応などを進めていく方針。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。