ジョンソン・エンド・ジョンソン、手術ロボット会社Auris Healthを約3800億円で買収

アメリカ医療関連大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、手術ロボット会社Auris Health社を$3.4B(約3800億円)で買収したことを発表した。両社の協議により、Arius Health社が業務をする中で特定のマイルストーンを達成する場合、J&Jは$2.35B(約2610億円)を追加で支払うことになるという。

Auris Healthは、2007年アメリカ・カルフォルニア州で設立された医療用ロボットを研究開発する会社。創業者でCEOのFred Moll氏は手術ロボット業界の先駆者とも言われる。

同社が開発したMonarch Platformは、気管支鏡検査の診断および治療の手段として、2018年4月にアメリカFDAの承認を受けた。柔軟性内視鏡を通して、肺の末梢までナビゲーションできるコントローラーインタフェースと、従来の内視鏡的ビューと患者の3Dモデルに基づくコンピュータ支援ナビゲーションの組み合わせがMonarch Platformの特徴だ。今回の買収を通じて、J&Jは肺癌の検診と気道手術に関わる手術ロボット技術が取得できると考えられる。

Auris Bronchoscopy Animation(Video:Medgadget)



J&J社は、整形外科用ロボット支援手術プラットフォームの開発を目指し、2018年10月にOrthotaxyを買収した(金額非公開)。同社は今後も手術ロボット事業を展開していくと考えられる。

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郭 心宇
郭 心宇

中国出身、1993年生まれの25歳。2018年東京大学プロトタイピング・デザイン研究室から修士課程を終了した。中国・日本のロボットを調査しながら、知識と経験を積むことを目的として、ロボスタでアルバイト中。ロボット以外では、スポーツと旅行も好き。日本全国を回ることが三年以内の目標です。

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