ファーストライト・キャピタル株式会社は、フィジカルAIに特化した起業家支援プログラム「フィジカルAI Thinka(シンカ)」を2026年4月より開始する。2月27日(金)より参加者募集を開始した。
本プログラムは、フィジカルAI領域に挑戦する起業家が、顧客獲得・資金調達・社会実装までを前進させるための6か月間の起業家支援プログラムとなる。
専門家による伴走支援と実践的なアウトプット機会を通じて、事業の前進を加速させる。
フィジカルAI領域に特化した支援体制
テクノロジーはデジタル空間を超え、物理世界の動態を理解し、自律的にタスクを完遂する「フィジカルAI」の時代へと進化した。
大規模言語モデルから視覚言語モデルへと進化した「知能」は、現実空間を理解し、直接介入できる段階に到達している。
少子高齢化による深刻な人手不足、熟練技術の継承不足、インフラの老朽化など、日本の基幹産業が直面する構造的な供給制約を突破する鍵は、まさにこの知能にある。
現在、フィジカルAIを巡る競争はグローバルで加速しており、日本が産業競争力を維持・強化していくためには、この領域に挑戦する起業家を継続的に生み出すとともに、エコシステム全体の連携・共創を活性化していくことが不可欠である。
こうした背景を踏まえ、同社はフィジカルAI領域に挑戦する起業家が集い、共に成長する起点として本プログラムを始動した。
6か月間の実践的な支援内容
本プログラムは、日本の基幹産業が直面する構造的な課題を「フィジカルAI」によって解決し、次世代の産業基盤を創出することを目的としている。
フィジカルAI領域に特化した起業家が集う濃密なコミュニティを基盤に、講師・アドバイザーによる合同セッションや個別メンタリングを通じた専門的なインプットと、PMR(初期市場調査)やICP(理想の顧客像)特定、現場業務フロー整理などの実践的なワークによるアウトプットを両輪として、各参加者の事業の前進を支援する。
さらに、フィジカルAI領域に精通したキャピタリストが伴走し、状況に応じた投資検討を行うとともに、最終日の成果発表会では事業会社やVCへの直接ピッチ機会を提供することで、顧客獲得や資金調達などプログラム終了後の具体的な事業成長につなげる。
対象産業領域
対象とする産業領域の例として、インフラ&建設、物流&モビリティ、製造&生産、一次産業、サービス・生活・社会基盤、汎用ヒューマノイド&基盤モデルなどが挙げられている。既存のカテゴリーに囚われず、「現実世界への物理的介入」を伴う野心的な新しいアプローチを歓迎するとしている。
募集概要
項目 | 日付 |
|---|---|
応募期間 | 2026年2月27日(金) ~ 2026年3月20日(金) |
採用者通知 | 2026年3月31日(火) |
プログラム実施期間 | 2026年4月 ~ 2026年10月 |
対象者はシード調達前後の起業家または起業準備中の方、起業前(在学中・在職中)の研究者・エンジニア(本プログラム採用後に創業予定の方)となっている。
本プログラムには、フィジカルAI・ロボティクス・AI基盤領域で豊富な実績を持つ専門家・事業家がアドバイザー・講師として参画予定で、技術・事業の両面から実践的な支援を提供する。
ファーストライト・キャピタルは、SaaS、AI、オートメーションなど、デジタル領域のスタートアップに投資するベンチャーキャピタルで、日本の人口減少に伴う社会課題の解決に挑む、アーリーステージのスタートアップに対して、投資と成長支援を行っている。