NVIDIA「GTC 2026」開催、ジェンスン・ファン氏が語るAI産業の最前線

NVIDIA GTC 2026開催、ジェンスン・ファン氏が語るAI産業の最前線

NVIDIAは、AIとアクセラレーテッドコンピューティングに関する世界最大級のカンファレンス「GTC 2026」を、2026年3月16日(月)から19日(木)までカリフォルニア州サンノゼで開催することを発表した。
190カ国以上から3万人を超える参加者が集まり、AI産業時代の最新動向を探る。

基調講演とプレゲームショーで最新技術を発表

NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンスン・ファン氏は、3月17日(火)4時(日本時間)よりSAPセンターで基調講演を行う。
基調講演では、アクセラレーテッドコンピューティングやAIファクトリーからオープンモデル、エージェントシステム、フィジカルAIに至るまで、AIスタック全体にわたる同社の最新の進歩について概説する。基調講演はライブストリーミング配信され、nvidia.comにおいてオンデマンドで視聴できる。
オンラインでの基調講演の視聴は登録不要となっている。

ジェンスン・ファン氏は、「GTCはAI産業時代の震源地だ。AIはもはや単一のブレークスルーやアプリケーションではなく、欠かせないインフラだ。あらゆる企業がAIを活用し、あらゆる国がAIを構築するだろう。エネルギーやチップからインフラ、モデル、アプリケーションに至るまで、スタックのあらゆるレイヤーが同時に進化しており、GTCではそのすべてが現実のものとなるのを目にすることができるだろう」とコメント。

3月17日(火)1時(日本時間)からは、GTC Liveプレゲームショーがオンラインで配信される。
業界リーダーがAIの先駆的なアクセラレーテッドコンピューティング、人類史上最大規模のインフラ構築を支える5層スタック、そしてそれを世界中に展開するために必要なエコシステムについて議論する。
注目の講演者には、Perplexity CEOのAravind Srinivas氏、LangChain CEOのHarrison Chase氏、Skild AI CEOのDeepak Pathak氏、OpenEvidence CEOのDaniel Nadler氏、Mistral AI CEOのArthur Mensch氏などが名を連ねる。

1,000以上のセッションとハンズオントレーニング

GTCでは、AIファクトリーや大規模推論からロボティクス、デジタルツイン、科学計算、量子コンピューティング、エンタープライズAIの導入まで、1,000以上のセッションが開催される。
AIスタックのあらゆるレイヤーの構築、スケーリング、最適化、そしてそれらが実際の運用環境でどのように相互接続されるかを深く掘り下げる。

ファンは、A16Z、AI2、AMP Coalition、Black Forest Labs、Cursor、Reflection AI、Thinking Machines Labの業界リーダーと共に、オープンフロンティアモデルの最新技術と今後の展望について議論する。

開発者とエンジニアは、終日開催される9つのワークショップ、60以上のハンズオンラボ、そして現地での認定資格取得の機会を通じて、AI、アクセラレーテッドコンピューティング、ネットワーキング、データサイエンス、フィジカルAIといった分野における需要の高いスキルを習得できる。
また、セルフペースコース、教育者向けプログラム、個別のトレーニングコンサルテーションも提供され、拡大するAIインフラ構築を支える人材の育成を支援する。

スタートアップとエコシステムの展開

NVIDIA Inceptionに参加する240社以上のスタートアップ企業が、フィジカルAI、ロボティクス、生成AI、エンタープライズアプリケーションなど、幅広いテクノロジを展示する。スタートアップとベンチャーに特化したプログラム、大手ベンチャー企業によるAI Day、そしてNVenturesのエンゲージメントセッションを通じて、AI産業スタックのあらゆるレイヤーで活躍する創業者と投資家を繋ぐ。

150件を超えるポスター発表では、モデルのイノベーション、ロボティクス、システムアーキテクチャ、新しいAIアプリケーションなど、世界中のAIコミュニティによる最先端の研究が紹介される。

GTCは、サンノゼのダウンタウンを10か所の会場からなるAIキャンパスへと変貌させる。Cesar Chavez Parkでは、飲食、エンターテイメント、ライブプログラミングを楽しめる昼夜マーケットが開催される。All-In Podcastでは、3月18日(水)に展示会場からのインタビューを配信する。3月19日(木)の学生とコミュニティデーでは、GTCをより幅広いコミュニティに割引料金で開放する。

参加企業には、Adobe、Agile Robots、Agility Robotics、AI2、AMP Coalition、Black Forest Labs、Canva、CodeRabbit、Cohere、Crusoe Energy Systems、Cursor、Dassault Systèmes、Decagon、General Motors、Genspark、Google DeepMind、Hugging Face、IBM Research、idealworks、Inception Labs、Johnson & Johnson、Kimi (Moonshot AI)、L'Oréal、Lucid Motors、Magic AI、Meta、Microsoft、OpenAI、Poolside、Physical Intelligence、Reflection AI、Runway、Siemens、Shopify、Snap、Tesla、Together AI、Thinking Machines Lab、Uber Technologies、Universal Robots、米国エネルギー省、Ventionなどが含まれる。

また、3月18日(水)2時(日本時間)には投資家およびアナリスト向けのQ&Aセッションが開催される。

《ロボスタ編集部》

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