AIアシスタントの音声は女性ばかり。そんな中、世界初のジェンダーレスボイス「Q」登場

AIアシスタントのジェンダーバイアスを解消するために、ジェンダーレスの音声合成「Q」が発表された。


Meet Q – The First Genderless Voice

「Q」はCopenhagen PrideVirtueEqual AIKoalition Interactivethirtysoundsgoodがコラボレーションして開発された音声だ。



AIアシスタントの音声がジェンダーを持つ現状では、性差のステレオタイプを強化・永続させてしまう面があるという。これを解決すべく、音声からジェンダーをなくした音声として「Q」は作られたという。



「Q」を作るために様々な年齢・性別の人々の音声をテストしたという。結果、女性と男性の声の周波数の間の145Hzを中心としたジェンダーレスボイスが完成した。


実際に動画の後半でジェンダーレスボイスを確認することができる。また公式サイトのトップページでも聞くことができる。画面に表示されたイメージを上下に動かすことで周波数の変化がわかる。


Source:Meet Q. The First Genderless Voice.

僕はこう思った:

聞いてみた感じは、あまり中性的な感じはせず男性よりな気がしましたが、どうでしょう。

なお女性の声は低音が出しにくい小さいスピーカーの場合聞き取りやすい、性別問わず女性の声を好む傾向があるといった理由もあり、女性の声がデフォルトで採用されている傾向があると考えられます。AIアシスタントによっては、声の性別・声の種類を変更できるものもありますが、今後ジェンダーレスも選べるようになっていくのか注目です。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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