アイロボット、ルンバを使った小学校低学年向けSTEMプログラムを大阪で開催へ

アイロボットジャパンは、社員が子どもたちにロボットの利便性や動かすことの楽しさを伝える体験型ワークショップを大阪と東京で開催することを発表した。大阪の開催日は6月2日(日)で、5月20日(月)まで公式サイトにて募集しており、東京オフィスは6月23日(日)に同プログラムを開催、5月13日(金)~6月7日(金)まで募集している。

日本でも2020年度から小学校でのプログラミング教育が必須化されることから、STEM教育への注目度が高まっている。STEM(ステム)とはScience(科学)Technology(技術)Engineering(エンジニアリング)Mathematics(数学)の頭文字からとった教育プログラムで、子どものうちからロボットやIT技術に触れて「自分で学ぶ力を養う」ことを目的としている。

STEMは、既にアメリカやシンガポールでは国や政府をあげて進められている。米アイロボット社では、CEOのコリン・アングル氏が主導し、社会貢献プログラムとしてSTEM教育を導入している。アイロボットが行うSTEMプログラムでは、未来のエンジニアやロボット科学者を育てることや、ロボットに対する興味を喚起させること、また、アイロボット製品への理解を深め、会社の取り組みについて広く周知させることを目標に取り組んでいる。

アイロボットジャパンでも、現場で活躍する社員がボランティア講師となり、未来のエンジニアに必要な基礎力を養う体験型ワークショップをこれまでに東京にて4回開催し、120名以上の子ども達が参加した。

ワークショップでは小学校2~3年生を対象に、子ども向けのプログラミングソフト「Scratch(スクラッチ)」を使いながら、ロボットが動く仕組みを学ぶことができる。また、ワークショップの後半には、プログラミング用のルンバ型ロボット「Create 2(クリエイト ツー)」を使って、プログラミングでルンバを実際に動かすことに挑戦する。

ワークショップは小学校2~3年生を対象に行われ、ルンバを持っていない、または利用していなくても無料で参加することができる。

また、毎回募集定員を超えるほど好評の東京オフィスでも6月23日(日)に同プログラムを開催、5月13日(金)~6月7日(金)まで公式サイトにて参加者を募集している。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム