Pepperを中国の大学など教育機関に向けて2,000台無償提供 ロボットと共生目指し人材育成を支援

ソフトバンクグループ株式会社は、ソフトバンクロボティクス株式会社(SBR)および中国の現地法人であるSoftBank Robotics China Corp.(SBRC)と協力して、人型ロボット「Pepper」を活用した科学技術分野における人材育成を支援する取り組みを、浙江大学などの教育機関がある中国浙江省で展開すると、5月25日に発表した。
なお、SBGが社会貢献活動の一環として、Pepperを中国の教育機関に対して提供するのは今回が初めてとなる。


Pepperを活用した社会貢献活動について
同グループは、世界中の子どもたちがロボットと共生する社会で将来活躍していくこと支援するために、Pepperを活用した社会貢献活動を推進しており、日本国内では2017年4月にPepperを教育機関へ貸与する「Pepper 社会貢献プログラム」を開始し、これまで600校以上の教育機関で2万8,000回以上のプログラミング授業が実施された。さらに2018年12月からは、米国とカナダの教育機関にもPepperを無償で提供し、北米における科学技術人材育成のためのSTEM教育を支援している。

2019年5月25日 中国浙江省杭州市の杭州学軍中学で開催された記念式典の様子

ソフトバンクグループ株式会社 管理統括 総務部 CSRグループ ディレクター 安東 幸治氏

ソフトバンクロボティクス株式会社 CTO 兼 プロダクトサービス本部 本部長 坂田 大氏




具体的な提供内容

今回はPepperを2,000台の他、SBGとSBRがビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」をベースに開発したPepper専用の教育用プログラミングツール「Robo Blocks」の中国語版や、教師用のプログラミング参考書などを、奨学金給付や国際交流事業の支援などを行う、浙江省教育庁管轄の教育基金「浙江省陽光教育基金会(英文表記:Zhejiang Sunshine Education Foundation) 」へ無償で提供。

現時点で決定している提供先は、浙江大学、寧波大学、杭州外国語学校、杭州市勝利実験学校、杭州学軍中学となっており、Pepperの技術サポートや保守管理、教師向けの導入トレーニングについては、現地でのスムーズな活用を目指し、SBRを通してSBRCが行う。
同育基金会は、浙江省の小学校や中学校、高等学校、大学など269の教育機関にPepperを配置し、プログラミングやロボティクスなど先進的な科学技術を学ぶための教材として活用するとしている。

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部
ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム