ソフトバンクロボティクスのAI清掃ロボット「Whiz」契約期間も解除料もなく導入・利用可能なプランを追加 認定プログラムの提供も

昨年、大々的に発表されたソフトバンクロボティクス株式会社のAI清掃ロボット「Whiz」(ウィズ)は、人手不足や清掃員の高齢化、清掃品質の維持などの清掃業界が抱える課題解決のアプローチとして市場からの期待が高い一方で、導入を検討する企業が導入判断を行う際、契約期間や契約解除料を考慮した初期投資判断と、それに伴う導入検証の負荷が増大し、導入のハードルが高いという課題があった。

そこで、同社は11月12日に、株式会社ダスキンおよびグローブシップ株式会社とそれぞれ協力して、契約期間も契約解除料もなくAI清掃ロボット「Whiz」を利用できる新しい清掃サービスパッケージを展開することを発表。
中小規模施設への清掃サービスに強みを持つダスキンと、大規模施設へのファシリティーマネジメントサービスに強みを持つグローブシップの2社とそれぞれ協力して、新しい清掃サービスパッケージを提供することで、導入判断の際の初期投資や導入検証の負荷を軽減し「Whiz」の普及拡大を目指す。


具体的な展開内容

ダスキンと提供する清掃サービスパッケージは、主に施設利用企業の従業員が清掃することが多い、小・中規模施設を対象として、10月からダスキンの一部のダスキンフランチャイズチェーン加盟店で試験的に開始しており、本格的に申し込み受け付けを開始する。
また、主に施設管理会社が清掃サービスを含むファシリティーマネジメントサービスを提供する大規模施設は、グローブシップと提供する清掃サービスパッケージでの対応となる。




ダスキン:小・中規模施設向け清掃サービスパッケージ

▼ レンタル概要(1ヵ月標準)

レンタル料金 44,000円(税抜 40,000円)
対象 事業所 ※一般家庭の利用者は対象外
サービス内容 【スタートアップ作業】導入時のスタートアップ・ルート設定や設備のレイアウト変更時のルート変更の対応
【保守点検】毎月1回、お客様を訪問しメンテナンス、消耗品の交換 
 ※消耗品・付属品はレンタル料金に含まれています。
【安心サポート】自然故障の場合、修理費手数料0円。万が一の故障時の想定外コストを抑制
 ※発生状況により、一部「安心サポート」適用外となる場合があります。
 ※規約違反が原因と判断される故障については、「安心サポート」の適用外となる場合があります。
 ※全損・改造などは、一部「安心サポート」の適用外となる場合があります。
【解約可能】お客様のご都合に合わせていつでも解約可能。解約金なし。
 ※ただし、当月のレンタル料金は発生します。
レンタルまでの流れ 【1】「Whiz」の導入効果や導入後のコスト面などを説明。
【2】1週間の清掃トライアル(実機によるデモンストレーション): 機体を施設に導入し、「Whiz」の実演で汚れの落ち具合や清掃能力、安全性を確認。あわせて機能説明やヒアリングに基づく清掃ルート作成。
【3】運用サポート: 「Whiz」の稼働状況確認およびお客様への運用サポート。
【4】導入効果の確認: 稼働レポートおよび見積書の提出
【5】レンタル開始 
※レンタルサービス内容は、2020年3月末までにご契約いただいた場合のみ
問い合わせ先 専用ダイヤル:0570-011-512
URL: https://biz.duskin.jp/item/special/whiz/



グローブシップ:大規模施設向け清掃サービスパッケージ

導入判断が容易で、導入検証の負担を軽減できる、新しい清掃サービスパッケージ(ティーチング・チューニング・統合品質管理を含む)を展開するべく、一部の施設で試験的に開始しており、準備でき次第申し込み受付を開始する。

・「Whiz」を活用した清掃サービスのトライアル(清掃業務チューニングをすべて含む)
・「Whiz」を活用した清掃サービスの統合品質管理・レポーティング
【問い合わせ】E-mail:gs_whiz@globeship.co.jp




トレーニングプログラムと認定プログラムの提供開始

同時に3社は、「Whiz」の導入・活用に関するトレーニングプログラムと個人向け・法人向けの2つの認定プログラムを、2020年2月以降の参加申込み者を対象に限定的に開始し、4月以降に本格的に開始することを決定した。同プログラムは、グローブシップとダスキンの協力のもと開発・策定しており、「Whiz」の基本的な取り扱い方法だけでなく、実際の清掃現場で「Whiz」を活用する際のノウハウが織り込まれたものとなっている。また、各社のトレーニングセンターなどの他、ソフトバンクロボティクスが運営するオンラインなどでも受講可能予定だ。


個人向けの認定プログラム

基本的な活用ができることを示すオペレーター認定と、「Whiz」の活用を対外的に提案できるトレーナー認定の二つをベースとし、業務オペレーションの設計変更などの各種高度スキルに応じて個別スキルを認定。




企業向けの認定プログラム

各社における個人向け認定プログラムの認定者数や導入実績、活用度などに応じて認定を行う予定。認定した企業へは、ソフトバンクロボティクスの専任担当者からのさらなる有効活用方法のアドバイザリーなどを受けることができる。また、ロボット活用企業として、プロモーションの協力なども予定。



Whizトレーニングプログラム詳細ページ(公式サイト)
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/whiz/training/


「Whiz」について

「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボットで、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットだ。自動運転技術「BrainOS」を搭載した自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」/対応機種となっている。

最初に「Whiz」を手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させる。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができる。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能だ。

■【動画】AI清掃ロボット「Whiz」

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ロボスタ編集部
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