ヤマハ発動機は、高い動作性能とコストパフォーマンスを両立させたスカラロボット「YK-XEシリーズ」にアーム長610mmの「YK610XE-10」と710mmの「YK710XE-10」の2モデルを追加し、4月16日に発売することを発表した。
両機種ともに最大可搬質量は10kg。標準サイクルタイムは0.39sec(YK610XE-10)、0.42sec(YK710XE-10)と高性能を誇る。同製品は、家電や自動車などの大型部品の組み立て、搬送、仕分けなどの用途に活用できる。
大型部品の組み立て、搬送、仕分けなど様々な分野に対応
同社のスカラロボットは、1976年に自社工場に導入して以来40年を超える歴史を持つ。以降、製品の拡充を進め、現在では業界トップクラスの豊富な製品群をラインアップしている。同シリーズは昨年発売した「YK400XE-4」(アーム長400mm)と合わせ3モデルとなる。
YK400XE シリーズ
YK400XEシリーズは、低価格でありながら高精度・高機能の従来機「YK400XR」の後継モデル。YK400XE-4はスマートフォンやパソコン、家電製品などの小型部品の組立に使用されることが多い「アーム長400mm」を搭載している。標準サイクルタイムは0.41秒。最大可搬質量は4kg。
今回「YK610」と「YK710」の追加により、スマートフォンやパソコンなどの小型部品だけでなく、家電や自動車などの大型部品の組み立て、搬送、仕分けなどの用途の幅を広げることができる。
■YK610XE-10・YK710XE-10基本仕様
補足
※1 周囲温度一定時の値(X、Y軸)。
※2 水平方向300mm、垂直方向25mm往復、粗位置決めアーチ動作時。
※3 実際の使用環境での慣性モーメントを入力する必要あり。
※1 周囲温度一定時の値(X、Y軸)。
※2 水平方向300mm、垂直方向25mm往復、粗位置決めアーチ動作時。
※3 実際の使用環境での慣性モーメントを入力する必要あり。
関連サイト
「YK-XEシリーズ」公式サイト
「YK-XEシリーズ」公式サイト
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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