【新型コロナ対策の開発を支援】「音声認識」「機械翻訳」「音声合成」APIを無償提供 東大発ベンチャーのフェアリーデバイセズ

東大発のベンチャー企業フェアリーデバイセズは、同社の「mimi cloud API service」の無償提供を拡大する。新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大対策のためのシステム開発向けに行うもので、対策のためのシステム開発を支援したい考えだ。

具体的には、同対策用開発が用途であれば、音声認識・機械翻訳・音声合成の各APIを、1日500回まで(同時処理数は1)無償で利用できるというものだ。これらのサービスを利用することで、在宅勤務の支援や、海外支社との共同作業等を円滑に行うシステム等が迅速に開発可能となる。
なお、提供は2020年7月末日までで、提供期間終了後は、1日50回までの無料評価サービスに移行する。


【開発支援の対象とするシステムの例】
音声認識技術を用いた、「リモートワーク」システム
国際的な現場協業を可能とする「多言語コミュニケーション」支援サービス
音声インターフェースによる「非接触型」のデジタルサイネージ
ホームロボットによるコミュニケーションサービス




mimi API無償提供の内容

音声認識・機械翻訳・音声合成の各APIを、開発用途が、新型コロナウイルス感染拡大対策に限り、1日500回まで無償で利用可能としてサービス開発をサポートする。

使用可能API 音声認識・機械翻訳・音声合成
mimi API consoleにて各APIの概要を確認できる。
対象社数 先着100社(個人開発者も対象に含む)
注意事項 ・商用利用開始時は、別途正式ご契約が必要となる。
・一部機能/サポートに関しては利用制限がある場合がある。
・状況に応じて提供期間は変更する可能性あり。
・既存のmimiAPI利用者は対象外となっている。
申込方法 申し込み専用フォームURL: https://fairydevices.jp/mimi_for_developer_2020



mimi cloud API serviceとは

先進的な音声対話システムのためのテクノロジースタック mimi をクラウド上で提供する mimi クラウド API サービスだ。音声認識・機械翻訳・音声合成・話者認識サービスの他、音源分離や音源定位、発話区間抽出など。騒音環境下でも、狙った音だけを取り出してクリアなデータにするXFEサービスなどがある。

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ロボスタ編集部

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