3Dホログラムのアイドルと会話やVライブが楽しめる施設「プリズムステラ」がエーアイの「AITalk」採用

株式会社エーアイは株式会社ウェイブが企画・開発し、2020年7月1日(木)にプレオープンした3Dホログラムキャラクターと会話できる施設「Prhythm☆StellA」(プリズムステラ)に高品質音声合成「AITalk」(エーアイトーク)が採用されたことを発表した。

「Prhythm☆StellA」は3Dホログラムキャラクターの「クナト」「でんこ」「ミヅハ」によるバーチャルライブやAI(人工知能)を駆使したリアルな会話が体験できるエンターテイメント施設。3Dライブ映像を楽しんだ後、メンバーの1人とお話することができる(施設の利用はWEB予約制)。

プレオープンは7月31日(金)まで(画像はイメージ)

エーアイはキャラクターボイスを担当する声優の音声を収録し、「AITalk CustomVoic」(エーアイトークカスタムボイス)により音声合成用の辞書を作成。また、「Prhythm☆StellA」の会話体験システムに「AITalk SDK」(エーアイトークエスディーケー)を導入し、ユーザーが話しかける内容に対して「クナト」「でんこ」「ミヅハ」の音声合成によるお喋りを実現した。



「Prhythm☆StellA」へのAITalk採用には、過去に多くの導入実績があること、誰の声でも音声合成が可能なサービス「AITalk CustomVoice」があり、製品のシンプルな操作性に惹かれたことが決め手となったという。



音声合成エンジン「AITalk」

AITalkはコーパスベース音声合成方式を採用し、より人間らしく自然な音声で自由に音声合成をすることができる音声合成エンジン。使用するシチュエーションや用途に合わせて喜怒哀楽の感情表現を実現でき、芸能人や声優、自分の声でも短時間の収録で音声合成用データに変換可能。日本語話者は大人から子供まで男女15種類で、関西弁を含む59方言に対応。外国語は40言語に対応している。


「AITalk CustomVoice」

「AITalk CustomVoice」は芸能人や声優、自分の声等を収録し、音声合成用のオリジナル日本語音声辞書を作成するサービス。テキストを入力するだけでリアルな本人の声で喋らせる事が可能になるため、WEBキャンペーンや、スマートフォンのアプリケーション、ゲーム等様々なコンテンツの展開が可能。


「AITalk SDK」

「AITalk SDK」はWindowsOS・LinuxOSに対応したリアルタイム音声合成エンジン。ライブラリ(dllまたはso)の提供形態でパッケージソフトやロボット、デジタルサイネージなどに搭載することにより、人間らしく自然なAITalkの音声で自由に音声合成をすることができる。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム