本田技研工業(Honda)は、新型電気自動車(EV)「Honda e(ホンダ イー)」を10月30日(金)に発売することを、同年8月27日に発表した。
Hondaが共同開発したAIアシスタントは感情さえ表現し、世界初の5ディスプレイ水平配置、スイッチを押すだけで縦列駐車する機能、スマートフォンと繋がるコネクテッド機能など、先進の各種テクノロジーを搭載している。
Honda eの特徴
都市型コミューター Honda eは、クラウドAIによる音声認識と情報提供をおこなう「Hondaパーソナルアシスタント」やHonda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT」なども搭載。車内に「ワイドスクリーン Honda CONNECTディスプレー」を配置しており、スマートフォンとの接続によって各種アプリを表示することも可能だ。
同社は、同EVがユーザーの移動と暮らしをシームレスに繋げる生活のパートナーとなることを目指している。なお、メーカー希望小売価格は税込み4,510,000円~。ボディーカラーは7色で展開、販売計画台数は年間1,000台を予定している。
「OK, Honda」Hondaパーソナルアシスタント搭載
先進のテクノロジーを音声認識技術の開発を行うSoundHound(米・カリフォルニア州)と共同開発した、クラウドAIが音声認識と情報提供をおこなう「Hondaパーソナルアシスタント」を搭載。AIエージェントがドライバーの発話だけで意図を理解し、モビリティー・機械ごとに異なる操作方法やマニュアルなど、機能の複雑化により増大している人の負担を軽減する。また、「OK, Honda」と呼びかけることで、音声認識により最新かつリアルタイムの情報をオンデマンドに提供。語りかけに対しキャラクターが7つの表情で反応する。
さらにHonda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT」も搭載し、コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」で安心なカーライフを実現できる。
先進のテクノロジー
量産車において、世界初(2020年8月現在)となる5つのスクリーンを水平配置するワイドビジョンインストルメントパネルを採用し、中央には、12.3インチのスクリーンを2画面並べた「ワイドスクリーン Honda CONNECT ディスプレー」を配置。席でそれぞれ表示機能を選択したり、左右のアプリを入れかえたりなど自在な操作性を実現。また、スマートフォンとの接続によって音楽アプリやエンターテイメントアプリを表示することも可能だ。
「OK, Honda」と呼びかけると、音声認識により最新かつリアルタイムの情報をオンデマンドに提供される。また、語りかけに対しキャラクターが7つの表情で反応。
スマホでロックを解除、エンジン始動、エアコン作動
さらにHonda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT」も搭載し、コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」で安心なカーライフを実現する。
スマートフォンを使って、クルマのロックを解除したり、エンジンを始動したり、夏場に車内が暑くなってしまう時にも、乗車する前からリモート操作で社内のエアコンをかけておいてクルマに乗った瞬間から快適、うっかりライトを消し忘れても、消し忘れの通知がスマートフォンに届くなど、の機能がある。
快適かつクリーンな都市型コミューター
街なかの狭い駐車スペースでも安心して駐車できるよう、駐車支援システム「Honda パーキングパイロット」をHonda車で初搭載。6つのパターンの駐車/出庫モードに対応し、駐車したい場所を選定しボタンを押すだけで、4個のマルチビューカメラと12個のソナーで駐車枠や空間をクルマが認識し、アクセル、ブレーキ、ハンドルやシフト操作を行う。また、「建物/家屋に給電するV2H(Vehicle to Home)や、機器などの電源となるV2L(Vehicle to Load)に対応。日常利用だけでなく停電など万一の際の安心につながる。
■【動画】Honda e Concept Movie(Product)
https://www.honda.co.jp/CES/2020/detail/honda_personal_assistant/
Honda connect詳細ページ
https://www.honda.co.jp/hondaconnect/
本田技研工業株式会社