【ホームセンター業界初】カインズ朝霞店が「売り場案内ロボット」を試験導入へ 探している商品の棚まで来店客を案内
2020年10月30日
By ロボスタ編集部
全国にホームセンターを展開する株式会社カインズは、中期経営計画「PROJECT KINDNESS」を策定した2019年から、デジタル戦略を進めており、特に、商品の売り場検索機能や在庫数表示機能、取り置きサービスの「CAINZ PickUp」などはコロナ禍における非接触、非対面などのニーズに合致したことから多くのユーザーが利用している。
この度、同社は、2020年11月3日(火)グランドオープンする「カインズ朝霞店」にて、新しいデジタル施策として売り場案内ロボットを試験導入することを、同年10月29日に発表した。ホームセンターでのロボット導入は初の試みであり、まずはDIY関連用品売り場やガーデニングコーナーで稼働させ、実証実験後の展開を検討する予定だ。
今回導入するロボットは、ロボット上部に設置しているタッチパネルでカテゴリー検索から探している商品を選ぶと、その商品が並んでいる棚の前、またはそのカテゴリーの通路前までロボットが案内する。同社では、ロボットが案内するというユニークな接客方法は、希望する商品が見つからないというわずらわしさを解消するだけでなく、来店者がより楽しく買い物ができるようになり、購買体験価値の向上にもつながることが期待できるとしている。
園芸の専門家が利用者からの質問や相談に答えるリモート相談会も不定期で実地予定。
ロボット以外に、朝霞店で利用できるデジタル施策事例
同店舗では、同ロボットの他、オンラインショップで注文した商品を店内に設置されたロッカーで受け取れる「PickUp Locker」や、経路案内サイネージ表示、ワークショップやドッグランのオンライン予約を可能に知るなど、様々なデジタル施策を用意している。
PickUp Locker | オンラインショップから希望の商品を取り置き、店内に設置されたロッカーで受け取れる。商品を確認してからの購入もできる。 |
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経路案内サイネージ表示 | タッチパネルに探している商品の名称やキーワードを入力すると売り場までの経路が表示される。スマートフォンを持っていない利用者も、商品を探し回る事なく買い物が楽しめる。 |
CAINZアプリ | 登録したマイストア内における、欲しい商品の売り場や在庫数が確認できる。取り置き注文する事も可能。 |
CAINZ Reserve | WEB上でカインズ工房やワークショップ、技術講座などの予約が可能。 |
ドッグラン予約サービス | WEB上でドックラン利用を予約することで、予定時間にあわせた来店が可能。店頭での利用手続きの必要もない。 |
カインズ朝霞店:https://map.cainz.com/map/859
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