アイリスオーヤマ AI除菌清掃ロボット「Whiz i」をベースに業種別オプション開発が可能な「Whiz i IRIS EDITION」を発表

アイリスオーヤマはソフトバンクロボティクスが開発・製造する除菌清掃ロボット「Whiz i」(ウィズ アイ)をベースに多様な業種の利用ニーズに合わせて最適化できる「Whiz i IRIS EDITION」(ウィズ アイ アイリス エディション)を2020年11月10日より発売することを発表した。


掃除にとどまらない多様な付加価値を提供

「Whiz i」は床清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーの除菌清掃ロボット。今回、アイリスオーヤマが発売するAI除菌清掃ロボット「Whiz i IRIS EDITION」は、清掃業務の自動化だけでなく、空間に浮遊する菌量の削減やウイルス・細菌の除菌に加え、様々な外部機器と接続できるコネクタによりスピーカーやカメラを用いた販促やマーケティングへの活用といった掃除にとどまらない多様な付加価値を提供する。

具体的にはオフィス・商業施設・宿泊施設・レジャー施設などにおいて、LED照明事業で採用している通信プロトコルLiCONEXと連携し、「Whiz i IRIS EDITION」で取得した清掃データと照明環境などの空間情報、施設情報を組み合わせることで、アイリスオーヤマの法人向け事業との融合性を高め、効率的な施設管理ができるソリューションの提供を通じて業界の変革を促進する。

関連サイト
「Whiz i IRIS EDITION」


製品特長

1.感染症対策に有効「空気中の浮遊菌を5分の1に減少」
人の手で掃除しきれなかった床の汚れに含まれる菌やウイルスは、空気中に舞って浮遊菌が発生する。「Whiz i IRIS EDITION」で全面清掃を行うことで、空気中の浮遊菌を大幅に減少し、空気を清浄に保つことができる。


Whiz 稼働時の空気中の浮遊菌(主にカビを対象)量測定結果

2.清潔さを求める消費者ニーズに対応
新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、消費者が施設等に求めることは「感染症対策」、「清潔さ」へと変化した。「Whiz i IRIS EDITION」で自動掃除することで、消費者のニーズに応え、施設の価値を高めることにつながる。




3.AIによる全面清掃で清掃コストを削減
AIが掃除ルートを自動で定めて床面をまんべんなく清掃。「Whiz i IRIS EDITION」に床掃除を任せることで人が清掃するコストを削減できる。更に人を別の業務に充てることができるため、生産性の向上につなげることができる。



【製品仕様】

本体サイズ(ハンドル収納時) 幅:470mm×全長:480mm×全高:661mm
清掃能力 約500㎡/時間
本体重量(バッテリー内蔵) 約34kg
連続稼働時間 約3.6時間(ノーマルモード)
約1.8時間(パワーモード)
集塵容積 6.3L(紙パック)
バッテリー リチウムイオンバッテリー
充電時間 約5時間
充電器電源 障害物検知(LiDARセンサー、3Dカメラ)
衝撃検知(センサー搭載バンパー)
異常検知・落下防止(段差センサー、車輪浮き検知センサー)
異常時ブレーキ機能
付属品 ブラシ、紙パック×10、充電器、電源ケーブル、お知らせブザー、マイクロファイバークロス、ホームロケーションコード×10、トレイ、ブレード、HEPAフィルター、バキュームモーターフィルター
オプション品 外部デバイスへの給電用外付コネクタ
関連サイト
「Whiz i IRIS EDITION」

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム