人工衛星を利用した次世代IoT配車システムとタクシー配車アプリが連携 JVCケンウッドとみんなのタクシー、西丹沢・箱根山地域で

株式会社JVCケンウッドはタクシー向け次世代IoT配車システム「CABmee」(キャブミー)とみんなのタクシー株式会社が提供するタクシー配車アプリ「S.RIDE」(エスライド)との連携による新たな配車サービスが松田合同自動車株式会社に採用され、サービスを開始することを発表した。(上の画像はS.RIDEサービスサイトより引用)


電話・IVRに加え、アプリでの配車も実現

松田合同自動車は小田急線新松田駅を起点に地域住民の足として、また、西丹沢・箱根山の登山者の足として幅広く利用されてきたタクシー会社。人工衛星を利用した配車とナンバーディスプレイを利用した顧客登録システムの導入により迅速な配車サービスを提供してきた。同社は2020年8月より「CABmee」を導入している。今回、「CABmee」と「S.RIDE」を連携させることで、これまでの「CABmee」による電話・IVR(自動音声応答)での配車に加えて、「S.RIDE」による配車を可能とし、配車注文の拡大を実現する。


サービス開始当初はメーター運賃サービスのみとなる。

「S.RIDE」は「Simple、Smart、Speedyな乗車体験を提供する新たなタクシー利用体験を象徴する」という意が込められた配車アプリ。アプリを起動しワンスライドするだけで、東京最大級(都内最大規模の1万台超)のタクシーネットワークから最も近いタクシーを呼び出すことができる。また、「S.RIDE」にて事前登録できるクレジットカードやApple Payでの支払いにより、キャッシュレス決済が可能。

JVCケンウッドは「CABmee」と「S.RIDE」の連携を推進することにより、タクシー事業者への利便性の高いサービスの提供、また顧客にとって安心・安全・快適な移動体験の提案を通じて、豊かなモビリティ社会につながるサービスの提供を目指す。


JVCケンウッドとみんなのタクシーの取り組み

JVCケンウッドは従来型の製造販売業から脱却し、ユーザーの課題を解決するためのソリューションを提供する「顧客価値創造企業」への進化を図るとともに、DX(Digital Transformation)を駆使することで新たな価値を提供する次世代システム・サービスの早期事業化を推進している。

これらの取り組みの一つとして2018年9月よりタクシー事業者を対象に、クラウドを活用したオペレータシステムをはじめ、スマホアプリ配車システム、カーナビゲーションシステム、配車情報を表示する車載システムやドライブレコーダーなどをトータルソリューションとして提案する次世代IoT配車システム「CABmee」の提供を開始している。

「CABmee」は自社展開だけでなく、他のメーカーやシステム会社などとの連携や協業、プラットフォームの提供をコンセプトとして開発を行っており、その実現に向けた取り組みの一つとして、2020年3月よりみんなのタクシー社のタクシー配車アプリ「S.RIDE」との連携を開始し、サービス開始に向けて協業を続けてきた。

みんなのタクシーは「S.RIDE」を東京都で更なる拡大をしていくと共に、東京近郊、及び全国に順次拡大していく。また、全国のタクシー事業者がみんなのタクシーの提供するサービスを利用できる環境を引き続き整備していくと共に、安心・安全・快適な移動体験の提供を通じて、豊かな社会につながるモビリティサービスを追求していく。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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