学研グループ2社がAI搭載型ロボット「アイオロス・ロボット」 を6事業所で本格導入 高齢者住宅施設で消毒や夜間巡視作業
2020年12月22日
By 山田 航也
学研ホールディングスのグループ会社メディカル・ケア・サービスおよび学研ココファンは、米・サンフランシスコを拠点に置くAeolus Robotics(以下、アイオロス社)、並びに代理店である丸文とAI搭載型ロボット「アイオロス・ロボット」の本格導入に向けRaaS契約を締結したことを発表した。
2021年1月より両社6施設・住宅にて本格導入開始
高齢化が進む日本においては団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、ますます高齢者住宅の需要が増えていくことが見込まれる。
認知症高齢者対応のグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅をはじめ、高齢者住宅施設数が日本有数の規模を誇る学研グループは、いち早く「アイオロス・ロボット」を導入することで導入による効果検証を行うとともに、介護施設・住宅における拡張機能の検討を行う。また、6事業所での検証後には、導入事業所の増大、さらには介護業界全体の生産性の向上や事故件数の削減を共に目指していく。
<実施内容>
・紫外線を使用した消毒作業
カメラや赤外線、超音波、センサーを使って周囲を認識しながら施設内を移動し、エレベーターパネルや手すりなど、接触頻度の多い箇所に紫外線消毒を行う。新型コロナウイルスや感染症への防疫対策の業務効率化を図る。
・夜間巡視
夜間、居室を巡回し、利用者の見守りを行う。異常を確認した場合には職員に通知が届くシステムとなっている。生産性の向上や転倒・事故件数の削減を目指す。
導入事業所 | <介護付有料老人ホーム> ファミニューすみだ文花、アンサンブル大宮日進、アンサンブル浜松尾野 <サービス付き高齢者向け住宅> |
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導入スケジュール | 1月11日~:ファミニューすみだ文花 2月8日~:ココファン西船橋 2月15日~:ココファン西八王子 2月22日~:アンサンブル大宮日進 3月1日~:ココファン城東 3月15日~:アンサンブル浜松尾野 |
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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