クローラー式屋外巡回用警備ロボット「アルジスX」富士防災警備が導入 渋谷・宮下公園で実証実験

富士防災警備株式会社は株式会社テクノロードの支援を得て、最先端ロボット技術によるクローラー式屋外巡回用警備ロボット「アルジスX(テン)」を導入したことを発表した。同社は渋谷区、宮下公園パートナーズの協力の下、2021年3月1日より渋谷の新たなランドマークである「渋谷区立宮下公園」において「アルジスX」の実証実験を開始する。

アルジスXは実際に警備サービスの一部として商用化することを前提とした、日本初のカスタマイズ(商品化時に情報公開)可能な実用型警備ロボット。警備業界が深刻な人手不足に悩まされる中、今後警備員の業務の一部をロボットが担う新たな警備サービスの普及を目指す。




実証実験では「アルジスX」の各種機能の作動状況、稼働安定性、警備サービスとしての有効性等の確認を行う。実証実験終了後は、その検証結果を踏まえ、常駐警備施設への導入による本格商用化を目指す。期間は2021年3月1日(月)~3月15日(月)。公園閉園時間帯(23:00~翌8:00の間)に巡回警備を1~2回実施する(1回の所要時間約20分)。


渋谷区宮下公園


「アルジスX」の機能




自律走行









常時録画・記録





遠隔操作







動画・仕様

【動画】

寸法 72cm(W)× 115cm(D)× 125cm(H)
重量 100kg
走行速度 低速:2km/h
高速:5km/h
登坂角度 16度
移動可能段差 最大12cm
充電時間 フル充電8時間
充電方法 AC100V
装備・威嚇機能 ネットランチャー、グレアブラスターX、双方向通話、パトライト、警報音、等
搭載センサー 全方位レーザセンサー、超音波センサー、バンパーセンサー、レザーセンサー、サーモカメラ

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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