弱いロボット「NICOBO」音声合成エンジンに「micro AITalk」を採用 可愛くゆっくりとした話し方が特徴

株式会社エーアイはパナソニック株式会社アプライアンス社(以下、パナソニック)が開発する「NICOBO」(ニコボ)に、小型機器組み込み向け音声合成エンジン「micro AITalk」(マイクロエーアイトーク)が採用されたことを2021年3月19日に発表した。


「microAITalk」について

「micro AITalk」は人間らしく自然な高品質音声合成エンジンであるAITalkを組込み機器向けに小型化したもので、Linux、Android、iOS、ゲーム機等、様々な組込み用OS 上で動作する、組込み向け音声合成SDK。

「NICOBO」は「micro AITalk」のリアルタイム音声合成機能により、少しずつ言葉を発し始めたり、一緒に過ごしていると「あのね、えーとね」など、人間が関わりたくなるような“弱いコトバ”を話しかけてくることがある。また、家でしか話さない言い回しやちょっとした口癖も覚える。声色には“弱いロボット”の思想をもとに、幼児のような舌足らずな話し方を実現するため、AITalk標準話者で、可愛くゆっくりとした話し方が特徴の「こうたろう」が選ばれた。





「NICOBO」について

「NICOBO」は寝言も言うし、オナラもしちゃう、人が思わず笑顔になる、同居人のような存在の“弱いロボット”。従来の高機能・高性能による「便利さの追求」から一線を画し、「心の豊かさ」という価値提供を模索するパナソニックの社員提案プロジェクトの中から誕生した。パナソニックはコロナ禍でコミュニケーションが希薄化する中、自宅で過ごす時間に、人とロボットが心を通わせ、思わず笑顔になる機会を生み出すことも「ニューノーマル時代における”新しい幸せのカタチ”」だと考えた。



その”新しい幸せのカタチ”を実現するために、豊橋技術科学大学の岡田美智男研究室(ICD-LAB)が提唱している”弱いロボット”に着目し、構想段階から共同研究を行ってきた。苦手なことや不完全なところを隠さず、むしろその弱さを適度に開示することで、周りにいる人の「優しさや思いやり」をうまく引き出すという”弱いロボット”の思想をもとに生まれたのがNICOBO。


「NICOBO」がしっぽを振って喜んだり、気ままに昼寝をしたりする姿を見ているだけで、周りが何だか笑顔になる。あまり上手に色んなことはできないが、なんだか放っておけなくて、人の手助けを得ながら、目的を達成しようとする、そんな愛おしい存在。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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