写真をドラッグ&ドロップするだけでAIが6枚の似顔絵を生成「Portrait Drawer」クリエイティブAIのRADIUS5

​株式会社ラディウス・ファイブ(以下、RADIUS5)はAIを用いて6種類の似顔絵を生成する新サービス「Portrait Drawer」(ポートレイト ドロワー)をリリースしたことを発表した。


デザイナーでない人でも簡単に似顔絵を作れる「Portrait Drawer」

RADIUS5は「人の創造性を最大化する」をビジョンに掲げて、クリエイティブやエンタメに関連するAIを提供するスタートアップ企業。これまでアニメを4KにリマスタリングするAIや、キャライラストを生成するAI、モノクロ写真をカラー写真に変換するAIなど、クリエイティブやエンタメに関わる様々なAIを開発して、cre8tiveAI(クリエイティブAI)での提供や企業への導入を進めてきた。

今回リリースしたPortrait Drawer(ポートレイト ドロワー)は、数多ある似顔絵需要に応えるために開発。ビジネスユースでは芸能人の似顔絵制作や名刺、チラシ、パンフレット等での利用を、コンシューマーユースではSNSのアイコンや結婚式のウェルカムボード、寄せ書きやノベルティへの印刷などで利用することができる。




Portrait Drawer3つの特徴

Portrait Drawerは独自のAI技術(Deep Learning)を用いて開発したRADIUS5のオリジナルのAIサービス。写真と似顔絵の両方をデータとしてAIに与えることで、写真と似顔絵の対応関係を学習。写真全体が持つ特徴と局所的な部分の特徴を混合して処理するように学習したことで、個人の特徴を捉えつつ全体として完成度が高い似顔絵の生成ができるようになっている。なお、同サービスは顔写真を似顔絵に変換するAIのため、顔が映っていない写真やイラストをアップロードしても適切な変換を行うことはできない。


1) 6種類の似顔絵を提供
Portrait Drawer(ポートレイト ドロワー)では1回のAIの処理で6種類の似顔絵を生成する。顔を中心に512×512pxのサイズで正方形に切り抜いた似顔絵を5種類に加えて、おまけとして人物が全体的に写る領域で切り抜いた1種類の合計6種類の似顔絵を生成する。


2) 30秒で似顔絵を生成
一般的にPortrait Drawerと同じように写真を元にしてイラストレーターの方が似顔絵を作成すると30分〜数時間程度の時間がかかる。Portrait Drawerでは写真をドラッグ&ドロップして30秒程度待つだけで似顔絵に変換できる。似顔絵への変換が早いことはもちろん、デザイナーでない人でも簡単に似顔絵を作ることが可能。

3) 圧倒的なコストパフォーマンス
似顔絵制作をアウトソースすると、一般的に手作業の場合は数日程度の納期と数千円以上の予算が必要。Portrait Drawerでは月額無料のエントリープランの場合、480円で6種類の似顔絵を生成することができる。サブスクリプションに加入している場合は、10クレジットで利用することができ、ライトプランで実質240円、プロプランで実質99円、メガプランで実質80円で利用することができるため、アウトソースと比較すると圧倒的にコストパフォーマンスが高くなる。


サブスクリプションでは、各プランごとに毎月の支払金額と付与されるクレジットの量が異なるため、実質的な金額は変わる

【Portrait Drawerの仕様について】

似顔絵の種類 6種類(選択不要で、すべてダウンロードできる)
解像度 512×512px(正方形に切り抜いて出力される)
入力ファイル形式 JPEG, PNG, WEBP, BMP
出力ファイル形式 PNG

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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