エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partners株式会社(ジェムパートナーズ)が「定額制動画配信」の週間ランキングを「GEMランキングクラブ」で発表した。なお、同クラブは2021年上半期のランキングも発表しており、圧倒的なアニメ人気が浮き彫りになっている
今回発表した調査は7月10日から過去1週間以内にそのタイトルを見た人の多さから集計したもの。
対象としたサービスは、ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、スカパー!オンデマンド、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービスで動画配信されているタイトル。
『東京リベンジャーズ』が5週連続1位を獲得
実写劇場版が週末観客動員数で初登場1位を獲得した『東京リベンジャーズ』(アニメ)は、ウィークリーランキングでも1位にランクイン。5週連続での1位獲得となり、劇場版と合わせてこの高い熱量がどこまで維持されるかに注目。
『トゥモロー・ウォー』は前週20位から今週2位へと急上昇
Amazonプライム・ビデオのオリジナル映画『トゥモロー・ウォー』(主演:クリス・プラット)は、前週の20位から急上昇し、今週2位にランクイン。年代別では、30代‐60代の鑑賞割合が高めとなっている。映画に登場する未知のエイリアンを輸送している設定の宣伝トラックが都内を走行したり、早くも続編の企画が報じられるなど、話題性の高い作品。
そのほか、アニメ作品が中心のTOP10において、実写作品ではNetflixで配信中の『全裸監督』が、前週4位から今週7位へと若干のダウンはあるものの健闘をみせている。アニメ作品では、dアニメストアで第2期が先行配信開始となった『転生したらスライムだった件』が、前週11位から6位へとTOP10入り。
https://gemranking.club/
「GEMランキングクラブ」は、週次の調査に基づき集計(詳細は「調査概要」参照)。定額制動画配信サービス利用者全体の中で、どんなタイトルが観られているのか、エンタメファンと事業者の参考とすることを目的とし、成長著しい定額制動画配信サービスと映像エンタテイメント産業の更なる発展に資することを目指す。
■ PDF版プレスリリースはここからダウンロード
https://prtimes.jp/a/?f=d13190-20210715-a3a4020420c590ca964b27e4b018c47c.pdf
2021年上半期総括も発表、アニメが圧倒的存在感
「GEMランキングクラブ」は2021年上半期総括も7月2日に発表している。
ランキングでは『呪術』『鬼滅』等が上位をキープ、『東リベ』が急上昇となっている。
2021年上半期(調査期間:2021年1月2日~6月25日)における「定額制動画配信サービス タイトル別視聴者数ptランキング」の1位は、1月に『鬼滅の刃』を抜いて首位を獲得した『呪術廻戦』。ランキングをみると、TOP20中、実に15タイトルのアニメが占めている。
アニメ以外で気を吐いた作品は、Amazonプライム・ビデオのバラエティ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』で8位にランクイン。また、昨年配信開始となり社会現象とも言われたNetflixのオリジナルドラマ『愛の不時着』が引き続き人気を集めており、13位にランクイン。
海外ドラマからはAmazonプライム・ビデオ、dTV、Hulu、Netflix、U-NEXTで配信されている『ウォーキング・デッド』が9位にランクイン。本作は現在シーズン10まで提供されており、シーズン11で終了予定、開始から10年たっても根強い人気を誇っていることがうかがえる。そのほか、『孤独のグルメ』『相席食堂』もコンスタントに上位にランクインし、上半期の総合ランキングでもTOP20入りした。
これらの調査結果は下記のページで詳細を確認できる。
■<2021年上半期総括>『呪術』『鬼滅』等が上位をキープ、『東リベ』急上昇中、アニメの圧倒的存在感~定額制動画配信サービス 視聴者数pt調査 ~
https://gemranking.club/2021/07/02/__trashed/
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