「ガンダム」の持つ壮大な世界観には、まだ実現できていない新しい技術や可能性がつまっている。
バンダイナムコグループは、その可能性を現実のものとしワクワクする未来に向かって発展していくためにたくさんの人々の創造力と知恵と情熱を結集していきたいと考え、「ガンダム」を活用したサステナブルプロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION(GUDA)」を立ち上げ、世界中のファンや外部パートナーと手を組み、未来の子どもたちのためにさまざまなアクションを企画・実行している。
その一環として、人口問題・地球環境問題などの多様な社会課題に対応するための新しい発想や技術を募集する「ガンダムオープンイノベーション」を2021年7月15日より実施しているが、同年9月10日、その公募期間を1か月間拡大し、10月15日(金)を締切とすることを発表した。
また、より異分野の企業や研究機関の人々からの提案をもらいたいとの点から、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」でも公募を開始した。
「ガンダムオープンイノベーション」とは
この現実世界において「宇宙世紀」を新たに捉えなおし、ガンダムの世界同様に現実世界が抱えている「社会課題」に対して、「ガンダム」と「未来技術」を掛け合わせることにより未来の夢と希望を現実化するプログラムだ。「ガンダム」の世界同様に、今後向き合っていくべき課題である人口問題、環境問題、宇宙進出などの未来社会につながるサステナブルなテーマ/領域において、革新的なアイデアや技術などを幅広く募集している。
今年7月に発表した際は、8月15日第一次締切、9月15日に最終となる第二次締切として予定していたが、想定以上の応募が寄せられており、併せて延長を希望する声もあがっているため、より多くの人からの提案機会を確保したいという想いから、新たに第三次締切を追加し、10月15日(金)を最終の公募締切とすることした。
▼プロジェクト概要
プロジェクト名称 | ガンダムオープンイノベーション |
---|---|
公募期間 | 2021年7月15日(木)~10月15日(金) |
締切 | 第一次締切:8月15日(日)※受付終了 第二次締切:9月15日(水) 第三次締切:10月15日(金)※新規追加 |
応募方法 | 公式サイト内応募フォームより |
「動くガンダム」ディレクターたちが登場するスペシャルコンテンツ配信
株式会社バンダイナムコエンターテインメント常務取締役兼CGOの藤原孝史氏と、昨年横浜に建設された「動くガンダム」ディレクターである石井啓範氏、吉崎航氏(アスラテック株式会社取締役チーフロボットクリエイター)、川原正毅氏(株式会社乃村工藝社コンテンツ・インテグレーション・センター/NOTORA クリエイティブディレクター)が「ガンダムオープンイノベーション」の魅力を語るインタビュー動画を「ガンダムオープンイノベーション公式サイト」に公開した。同動画内で、吉崎航氏と藤原孝史氏は以下のように述べている。
吉崎航氏
「ガンダムオープンイノベーション」に参加するとすれば、劇中のザクの指のように器用な動き、激しい動き、あるいは柔らかい動き、それらがすべて可能な機械の制作に挑戦したい
藤原孝史氏
「ガンダム」をテーマにしながら劇中のシーンをただ再現するのではなく、突き詰めることで、世の中にとってとても良いものや社会課題解決に繋がるものが生まれることを期待したうえで、「ガンダムオープンイノベーション」の一番の目的は、こうした取り組みを通して、「ガンダム」というキャラクターの魅力に向き合い、より広く世界に発信していくことである
また、同氏は「ガンダム」がどうあるべきかということを、これまではバンダイナムコとして製品やサービスの形でアウトプットしてきたが、「ガンダム」ファンとの対話を通じて双方向コミュニケーションで見定めていくことで、「ガンダム」をキャラクター『IP(Intellectual Property)』から、社会的アイコン『SP(Social Property)』に成長させていく意気込みなどを語っている。
■【動画】【GOI】「ガンダム愛が生み出す無限の力」インタビューダイジェスト
応募フォーム: https://www.bandainamco.co.jp/guda/goi/entry/index.html