テトラ・アビエーションは、福島ロボットテストフィールドで組み立てた空飛ぶクルマの新機種「Mk-5」(マークファイブ)の試験飛行を2021年夏に米国で実施、その動画をYouTubeで初公開した。個人顧客向け「eVTOL」として開発された「MK-5」は既に予約を開始しており、2022年末頃から順次デリバリーを開始する予定となっている。個人顧客を通じて、将来の量産機における顧客ニーズをリサーチする考えだ。
■動画 空飛ぶクルマMk-5飛行試験 テトラ・アビエーション
同社は米国で開催された世界最大級の航空機イベント「AirVenture OSHKOSH 2021」において「Mk-5」の実機を初公開、予約受付を始めた。その後、米国カリフォルニアにてフライトデモを行い、認証を取得。
「Mk-5」の目標は同社が初期のマーケットとしている米国の個人顧客への販売。同社はリリースを通じて「米国では当社が今回発表したカテゴリである実験航空機向けの市場があります。当社はMk-5を通じてプライベートパイロットライセンスを持ち、自己所有する航空機を用いて個々人で移動する方々に向けて新しい移動手段を提案していきます。Mk-5はもちろん日本顧客への販売も可能です」とコメントしている。
Mk-5の機体詳細についてはウェブサイトを参照のこと。
https://www.tetra-aviation.com/mk-5
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