製造業領域に特化した市場情報調査・データ提供基盤の開発を手がける株式会社Listerは2026年7月8日、フィジカルAIに関連する企業をカテゴリ別に整理した特設サイト「フィジカルAI企業一覧カオスマップ」を公開したと発表した。
1,000社超を調査し注目企業100社を厳選
生成AIの進化により、ソフトウェア上の業務自動化にとどまらず、ロボットや機械が現実世界で認識・判断・動作する「フィジカルAI」への注目が高まっている。
製造業や物流、建設、インフラ、食品、農業などの現場では、人手不足や省人化、品質管理、設備保全、物流効率化といった課題を背景に、AIとロボティクスを組み合わせた技術の導入が進みつつある。
一方で、フィジカルAI関連企業はロボットメーカー、FA機器メーカー、ロボットSIer、画像認識AI企業、センサーメーカー、要素技術企業、導入・実証企業など多岐にわたり、全体像を把握しにくいという課題があった。Listerはこうした状況を踏まえ、フィジカルAI関連企業を幅広く調査し、営業・市場調査・提携先探索に活用しやすい企業データベースとして整理した。
特設サイトでは、ロボット、FA、物流自動化、外観検査AI、エッジAI、センサー、要素技術、導入企業など、調査した1,000社超のフィジカルAI関連企業の中から、注目企業100社を厳選して掲載している。
12のカテゴリで整理、詳細版データベースも無料提供
カオスマップでは、フィジカルAI関連企業を以下のカテゴリで整理している。
ロボットAI・基盤モデル
産業用ロボット・FA
自律搬送・物流自動化
外観検査AI・画像認識
センサー・カメラ・知覚技術
エッジAI・制御・コンピューティング
要素技術・機械部品
ドローン・インフラ点検
建設・プラント・重機自動化
農業・食品・サービスロボット
スマートファクトリー・導入支援
導入・実証企業
また、調査対象となったすべての企業を掲載した詳細版データベースも無料で提供している。
想定される活用シーンとして、フィジカルAI関連の提携先・協業先探索、ロボット・FA・AI関連企業の市場調査、製造業・物流・建設領域向けの営業リスト作成、競合企業・周辺企業の把握、新規事業開発における市場把握、投資・M&A候補企業の初期調査などが挙げられている。
ロボスタオンラインセミナー情報
JR西日本が導入した「汎用人型重機」人機一体の金岡博士が登壇
「あまねく世界からフィジカルな苦役を無用とする」。
「汎用人型重機」「多機能鉄道重機」という新たな産業ロボットの概念を切り拓いてきた人機一体の代表、金岡博士がオンラインセミナー「人機一体に聞く「人型重機とフィジカルAI」社会実装のリアル ~人を拡張するロボットの最前線~」に登壇。
JR西日本と共同で開発・実証が進む「人型重機」による鉄道インフラ保守の最前線をご紹介。高所作業や危険作業を人に代わって担うロボットが、どのように現場へ導入され、実際の業務を変革し始めているのかを、具体事例とともに解説します。
また、ヒューマノイドやフィジカルAIの潮流にも踏み込み、人機バイラテラルアームに代表されるマニピュレーション技術の進化、人間の技能のデータ化・再現といった技術的アプローチについても、現場視点で整理します。

先着50名様を無料でご招待します。詳しくはこちら。
ロボットの世界大会「ロボカップ」にもヒューマノイド・フィジカルAIの波
ヒューマノイドとフィジカルAIで変革期を迎える「ロボカップ」の現状を解説するセミナー「ロボカップはヒューマノイド・フィジカルAI時代へ 世界大会2026が示すロボット競技の変革と新潮流」を開催します。

「2050年までにサッカーのFIFAワールドカップ優勝チームに勝てる完全自律型ヒューマノイドチームを実現する」という壮大な目標を掲げて、ロボット競技の世界大会「ロボカップ」は1997年に日本からスタートしました。サッカーは認識、判断、移動、協調行動などAIとロボティクスの要素技術を総合的に必要とするため、研究開発を加速させる共通課題として選ばれました。
その後、レスキュー、ホーム/サービス、産業応用(インダストリー)などへ分野を拡大し、世界中の研究者や学生が参加するロボット・AI研究の国際プラットフォームへと発展しています。
本セミナーでは、ロボカップ日本委員会理事長であり、東京情報デザイン専門職大学教授の岡田浩之先生をお迎えし、ロボカップの歴史と現在地、ヒューマノイド化が進む背景、各リーグの最新動向、そして日本が直面する課題について解説いただきます。
さらに、韓国で2026年7月に開催される「RoboCup 2026世界大会」の現地レポートとして、写真や動画を交えながら、世界大会の最前線で何が起きているのかをご紹介いただきます。
先着50名様を無料でご招待します。詳しくはこちら。