【日本初】茨城交通がバスの乗車人数をリアルタイムで提供へ「次のバスは座れる?」AI解析でバスの混雑情報や人数をスマホで確認

茨城交通株式会社、株式会社みちのりホールディングス、株式会社両備システムズ、矢崎エナジーシステム株式会社、株式会社IIJグローバルソリューションズは、茨城交通が提供するバスロケーションシステム『茨城交通バス位置情報サービス』(以下:バスロケ)において、車内の「混雑情報」の提供を行ってきたが、この度、新たにAI解析によって「乗車人数の表示」も開始する。これにより、バスの運行情報に加え、運行中のバスの詳細な混雑状況がスマートフォンやパソコンからリアルタイムに把握できるようになる。

乗車人数は通信環境の影響等により若干の誤差を含む場合がある

仕組みとしては、ドライブレコーダーの映像をサーバーに送信し、サーバー側でのAI解析によって車内の乗車人数を計算し、バスロケの画面に表示するもの。バスロケ画面には3段階の混雑状況アイコンとともに乗車人数が表示され、利用者は乗車前にバスの混雑状況と乗車人数を詳細に把握することができる。

利用者には、「座れる車両」を選択したり、ベビーカーや大きな荷物とともに乗車する場合に「混雑していない車両」を待つ、あるいは、密を避けるために「混雑車両を見送る」など、安心・快適な乗車を促すことができる。また、車内混雑の平準化による遅延の解消効果も見込まれる。

※バス車内の乗車人数を表示するサービスは国内初(自社調べ)。
※茨城交通の一般路線バス全車両に導入。


サービスの概要

●サービス開始:2021年11月1日(月)
●対象路線:茨城交通が運行する一般路線バス 396台


利用方法

(ア) バスロケ専用サイト(https://mc.bus-vision.jp/ibako)、もしくは茨城交通ホームページからアクセス
(イ) バスロケ画面で確認ー運行状況画面に以下の項目が表示。
 1.3段階のアイコンによる混雑状況
 2.バス車内の乗車人数(乗車人数は通信環境の影響等により若干の誤差を含む場合がある)


各社の役割

・茨城交通:路線バスの運行、システム導入・運用
・みちのりHD:サービス設計、システム導入支援
・両備システムズ:バスロケーションシステム「Bus-Vision」の開発・提供
・矢崎エナジーシステム:ドライブレコーダーの導入、AI人数カウントシステムの開発・運用
・IIJグローバル:バス車両へのモバイルネットワーク提供

システムの特徴

・利用者にとって、バス位置・到着予測(=バスロケ)と混雑度をひとつのサイトで確認することができ、どのバスに乗るか選択することができる。
・ドライブレコーダー画像をAIで分析し、精度の高い混雑状況の把握が可能。
・バスロケーションシステム、ドライブレコーダーなど各種システムが通信機器を共有することにより、コスト削減やメンテナンスの省力化を実現。
・複数SIMでデータ容量を分け合える「パケットシェアプラン」を採用し、通信量を合算することで通信料金の最適化を実現。
・国土交通省が規定した、「公共交通機関のリアルタイム混雑情報提供システムの導入・普及に向けたガイドライン(バス編)」に準拠。

※この記事/資料に掲載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標。

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