VRとアバターロボット、リモート現場管理のSaaSを開発する建設テックのログビルドが総額約1億円の資金調達

湘南の建設会社社長(元現場監督)が創業した株式会社log build (ログビルド)は、プレシリーズAで総額約1億円の資金調達を実施した。
同社は、リモート施工管理実現のため、VRによる360度現場可視化アプリ、アバターロボット、オンライン現場立ち合いアプリ等を開発しているスタートアップ企業。引受先・融資元は、住宅養生材のパイオニアであるGMFホールディングスや株式会社Monozukuri Ventures、株式会社ヨシックスキャピタルなど。(冒頭の写真は同社のプレス発表会で撮影。代表取締役の中堀 健一氏とアバター・ロボット)



リモート施工管理を実現するための建設テック

株式会社ログビルド(log build)は、ゼネコンから工務店まで幅広い企業でリモート施工管理を実現するためのサービス「Log System(ログシステム)」を開発している企業。湘南の建設会社である(株)ecomo(※1)のVR・AI・ロボット事業部として発足し、2020年2月に創業した。

同社代表の中堀氏はecomo代表を兼務、元々現場監督していた。テクノロジーが進化しても現場管理の手段が依然としてアナログであることに課題を感じ、建設会社経営者や現場管理者、職人の意見を参考にLog Systemを考案したという。社内には、元ソニーでAIBOの開発やPlayStationの開発に携わった人材や、元リクルートで住宅業界に携わる人材など様々なキャリアを歩んできたメンバーが在籍している。

建設業界では、深刻な人手不足や膨大な移動時間が大きな社会課題となっており、テクノロジーを活用したDXが急務。レガシー産業の代表と言われる建設業界を変革していくとして、VRやロボティクス関連の技術開発をおこなっている。


Log Systemは、リモート施工管理実現の為、3つのソリューションで構成

■Log Walk(ログウォーク) / VR写真による360度のリモート現場可視化アプリ
360度カメラとスマホアプリにより、建設現場をVR空間化。
建設に関わる全ての人が、現場管理のメイン業務である進捗管理・品質管理・情報管理・安全管理をリモートで実施可能。VR空間の施主共有やSNSやWEB公開機能など、現場管理を強みとしたCS向上&マーケティングへの活用も期待できる。


■Log Meet(ログミート) / リモート現場立ち合いに特化したオンライン施工管理アプリ
職人でも活用のしやすいUIにより、建設現場に関わる全ての人とビデオ通話機能でオンライン打ち合わせが可能。建設現場特有のコミュニケーションロスを防ぐための機能である、画面上での共有ポインター、遠隔シャッター、各種図面やLog WalkのVR空間の画面共有も可能。

■Log Kun(ログくん) / 24h好きな時に現場を巡視できるアバターロボット
場所や有人無人問わず、現場に配置したアバターロボットをスマホやiPad、PCから操作可能な、アバターロボット。進捗確認や安全管理、品質チェックを現場への移動レスで1日に何度もする事が可能。


同社は「今後も、ITにより建設・建築業界の現場の可視化を追求し、建設プロジェクトに関わる全ての人の生産性、品質管理、移動時間、働き方、人手不足など業界課題の解決と新しいリモート現場管理サービスを創り続けていきます」としている。


※1(株)ecomo
湘南の建設会社。(本社:神奈川県藤沢市城南4-1-9、代表取締役:中堀 健一)
テクノロジーにより新しい働き方を実現するSmartBuilders(スマートビルダーズ)を発足し、業界のDX化を牽引。全国でも一番デジタルシフトが進み、オンライン体制が整っており、自社のノウハウを日本全国に広げる活動を実施。大手建材メーカー主催のセミナーでは特別講師として登壇。
URL:https://www.ecomo-life.com/

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ロボスタ編集部
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