宿泊施設向けスマートスピーカーのシステム開発を行うTradFit株式会社は、スマートスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付け、オペレータによる有人応答へ切り替えるためのQRコードをUIに表示する基本特許技術「クラウドコールセンター」を発表した。音声、AI、IoT技術を活用し、宿泊ゲストの旅行体験を向上し、宿泊施設の業務オペレーションを改善する、としている。
基本特許技術「クラウドコールセンター」の活用により、独占的に「スマートスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けて、オペレータによる有人応答へ切り替えるためのQRコードをUIに表示すること」が提供できるようになる。
特許番号 特許第7066235号
特許権者 TradFit株式会社
発明の名称 情報提供方法、情報提供システム、情報提供装置及びコンピュータプログラム
スマートスピーカーから有人コールセンターへ
ホテルや旅館などの宿泊施設には、年齢、性別、国籍、住所等の属性が異なるさまざまな宿泊ゲストが宿泊する。そのため宿泊ゲストのリクエスト内容によっては、スマートスピーカーで自動対応できないという問題も出てくる。
そこでTradFitは、スマートスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けて、スマートスピーカーで自動対応できない場合に、オペレータによる有人応答へ切り替えるためのQRコードをUIに表示する基本特許技術「クラウドコールセンター」によって、この問題を解決する。宿泊ゲストは、QRコードを読み込むことで、クラウドコールセンターに繋がることができる。
CIPO(最高知財責任者)谷口将仁氏のコメント
谷口将仁氏
宿泊施設向けAIスピーカー業界において、非常に重要な特許を取得することができました。本特許の権利範囲は非常に広く、まさに基本特許と言えます。
独占的に「AIスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けて、オペレータによる有人応答へ切り替えるためのQRコードをUIに表示すること」が提供できるようになるため、サービスの売上および利益が拡大される見込みです。
また、基本特許技術「クラウドコールセンター」を、有望企業とのアライアンスにも活用して参ります。
他にも多数の特許出願をしており、顧客バリューを基点に、知財戦略でTradFitだけにしか提供できない独占領域を拡大することで、事業の成長を最大化してまいります。
TradFitが提供するサービスプラットフォーム
TradFitは、「Voice AI・IoTテクノロジー等を用いたコンシェルジュアプリケーション」を開発し、主に宿泊・観光・コロナ禍で苦しんでいる各種業界向けに、DXを支援するサービスを提供している。
TradFitサービスプラットフォームを通じて事業者は、国内外の協業(共創)パートナーとともに地方創生やオープンイノベーションを推進しているため、新たなビジネスを展開可能性がある。
https://company.tradfit.com/
TradFitは、保有する国内外の特許や協業(共創)パートナー企業とともに今後も日本や世界が日々直面している社会課題を解決し、持続可能な未来を牽引するために、新しい社会インフラを目指す。