ららぽーと海老名で「KettyBot」を動く広告ロボットとして実証実験 サブスクリプションサービス KETTIBO36 試験導入中

大型商業施設では従来のポスターやデジタルサイネージのように位置が固定した告知媒体の広告、集客効果が大きな課題となっている。

物流機器の製造販売を行う株式会社ジャロックのテクノロジー部門であるジャロックホールディングス株式会社は、三井不動産商業マネジメント株式会社の運営する商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名(神奈川県海老名市扇町13-1)」にてAMR(自律自走型ロボット)の「KETTIBO36」を広告利用する実証実験を2022年8月28日(日)まで実施中だ。

導入されている様子




同実証実験の目的

今回、新たなテナント集客促進ソリューションとして「歩く広告塔(AMRロボット)」に着目。昭和の時代には人が広告をまとって練り歩く宣伝手法があったが、それをサイネージ型の広告ロボットで代替できるかを今回の実証実験を通じて検証。同実証実験を通じて広告を掲出したテナントへの集客効果やロボット導入コストとの費用対効果、人流がある状態での安全性などを検証する。




▼実証実験概要

実施期間 2022年8月19日(金)~2022年8月28日(日) ※平日は10時~18時
実施場所 三井ショッピングパーク ららぽーと海老名(神奈川県海老名市扇町13-1)2階
導入機器 KettyBot(Pudu Robotics社製)1台




「KETTIBO36」について

「KETTIBO36」は、Pudu Robotics社製の広告表示付きディスプレイ・案内ロボット「ケティーボット」を、同社が独自に3年(36ヶ月)のレンタルプランとして商品化したものだ。




18.5インチ大型ディスプレイと配膳台を搭載したAMR(自律自走型ロボット)

「KettyBot」には前面に18.5インチの大型ディスプレイが搭載されており、広告をはじめ多様な使い方に対応。広告画面の表示順序・切替頻度などを簡単にカスタマイズできるため、自律走行するデジタルサイネージとして広告枠の切り売りにも対応している。また後方の配膳台に試供品やノベルティを載せて配布することも可能だ。


月額費用66,880円、最低1台から導入可能

「KETTIBO36」最大の魅力は導入のしやすさにある。価格は月額66,880円(税込)で初期費用を抑えつつ月額コストのみで導入可能。また最低1台から導入可能のため、まず1台を試験導入した後に台数を増やしていくこともできる。なお、利用には提携リース会社等の審査が必要となる。また、契約途中での解約はできない(万一、解約される場合は未経過分のレンタル料を一括で支払い)。


メンテナンス、動産保険付き

「KETTIBO36」にはレンタル期間中のメンテナンスサービスと動産保険が付属しており、故障した際の修理交換や、万一ロボットが人身事故や物損事故を起こした際も安心だ。


■【動画】大型サイネージ付き配膳ロボットが北京飯店 東大和店にやってきた

KETTIBO36詳細ページ:https://www.jaroc.com/products/kettibo36
関連サイト
株式会社ジャロック

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