フォトリアルなメタバース空間を自動生成する生成AI『Genesis』β版を公開 音声やテキストでメタバースワールドを生成 MATRIX

メタリアルグループの株式会社MATRIXが運営する、メタバース先端技術研究組織「MATRIX GENESIS LABS」は、メタバースワールド生成AI『Genesis』のベータ版を2023年7月13日に公開した。

『Genesis』ベータ版は、フォトリアルなメタバース空間を自動生成する生成AIの、技術検証版で、音声もしくはテキストで呪文を唱えることでメタバースワールド(仮想空間)の生成を試すことができる(Speech to World)。

なお、同ベータ版は、PC上でのワールド生成に限定しており、同技術は高い演算力を必要とするため、しばらくの間招待制での公開となっている。

【MATRIX GENESIS LABS】とは
メタバース先端技術研究組織「MATRIX GENESIS LABS(MGL)」は、人工知能、Web3等の各種先端技術が、将来の私たちのメタバース空間での生き方にどのような影響を与えているのかを想像し、それら生乾きの技術を生乾きのまま実験的に統合実装することで、「触れるビジョン」として高速に公開し続ける、プロトタイピングチームだ。




同ベータ版について

サイトから利用登録をすると順次招待コードが送られる。また、複数ユーザーによるワールドの同時生成数を制限しており、キューイングシステムを導入しております。ワールドの同時生成数が制限より多い場合は、順番待ちとなる。


今後の展開予定

ユーザーの利用動向をモニタリングしながら、徐々により多くのユーザーが利用できるよう、演算力の拡張をしていく予定だ。また、PCでのベータ版公開による技術検証の次段階として、VRゴーグルで体験できるよう準備を進めている。


■【動画】[MATRIX] メタバースワールド生成AI『Genesis』のベータ版




同社について

自動翻訳による言語フリーサービス、生活VRサービスの企画・開発・運営する株式会社メタリアル(旧:ロゼッタ)の子会社として2020年9月設立。「国境も、言語も、容姿も、身体も、知識も、あらゆるハンディキャップが存在しない、旧現実にある格差・差別を消滅させる」を企業ビジョンとし、リアリティ・メタバース空間共有プラットフォーム【どこでもドア】を開発・運営している。


リアリティ・メタバース空間共有プラットフォーム【どこでもドア】

「どこでもドア」は様々なメタバース空間で出会って・集まって・楽しむ「リアリティ・メタバース空間共有プラットフォーム」だ。誰でも簡単にワールド(メタバース空間)を無料で作成し、自由にイベントを開催できます。参加者は、好きな時に、誰とでも、ワールド・イベントに参加可能。多種なジャンルがあり、有料・無料を問わず、VR旅行、音楽ライブ、カラオケ、リラクゼーションセラピーなどのワールド・イベントを楽しめる。CGではなく、リアルの映像・画像を使用しているため、VRゴーグルで入ると、まるで実際の場所にいるような感覚を体験できる。また、導入されているAI自動翻訳によって、参加者同士が異なる言語を話していても瞬時に自分の言語に翻訳され、スムーズにコミュニケーションが可能だ。

どこでもドア:https://dokodemodoors.com/


『Genesis』ベータ版:https://speech2world.com

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム