NVIDIAと東京工科大学が学術交流に関する協定を締結 AIやメタバースなどの人材育成や共同研究を推進へ
東京工科大学では、米国半導体メーカーNVIDIAの日本法人エヌビディア合同会社と、学術交流に関する協定を締結した。同協定の締結は、東日本の大学として初めて。
両者は本協定のもと、生成AI(人工知能)などに利用される同社の主力製品であるGPUや、産業用デジタルツインの構築において、3Dワークフローのためのリアルタイム仮想空間シミュレーションとコラボレーションを実現するプラットフォーム「NVIDIA Omniverse」、物理に基づいた機械学習のフレームワークである「NVIDIA Modulus」などにおける技術者人材育成や共同研究開発の協力などを推進する、としている。
また東京工科大学コンピュータサイエンス学部では、国内大学における先進的な取り組みとして、「NVIDIA Tensor コア A100 GPU」とNVIDIA AIプラットフォーム「NVIDIA AI Enterprise」を用いて複数の仮想GPU環境を構築。同学生や教員が必要な時に必要なだけ利用できる新しいAIプラットフォームとして2023年6月より運用を開始している。
協定概要
期間:2023年9月1日〜2025年8月31日 ※延長あり
内容:
1.エヌビディア社員と東京工科大学教職員・学生等の人材交流
2.講演会及びシンポジウムの開催
3.学術情報及び資料の提供
4.共同研究等の研究開発協力
5.その他本目的を達成するために必要な協力
東京工科大学について
学校法人片柳学園が、1986年に東京都八王子市に開学。1999年に日本初の「メディア学部」、2003年に「バイオニクス(現・応用生物)学部」と「コンピュータサイエンス学部」を設置。2010年に大田区・蒲田キャンパスに「デザイン学部」と「医療保健学部」を設置。2015年に「工学部」を設置しました。現在、6学部と大学院を有する理工系総合大学として約8,000名の学生が在籍している。また、同学校法人は国内最大級の総合専門学校である「日本工学院」も有している。
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