RobotBank株式会社は、最大1,500kgのパレット搬送に対応する次世代自律走行フォークリフト「StarFork 1500」の販売を開始した。
同社がこれまで製造現場や物流施設向けに提供してきたAMR(自律走行搬送ロボット)の導入企業から寄せられていた「より重い荷物を搬送したい」「1トンを超えるパレット搬送に対応してほしい」「フォークリフト作業まで一体的に自動化したい」といった要望を受け、開発された製品となる。
現場ニーズに応える重量物搬送
StarFork 1500は、同社がAMR事業で培ってきた自律走行技術や導入ノウハウ、運用支援の知見を継承しつつ、最大1,500kgの重量物搬送に対応した点が特徴だ。「運ぶ」から「持ち上げて運ぶ」への機能拡張により、搬送自動化の適用範囲拡大を狙う。
無人フォークリフト導入では、専用システム構築や走行環境の変更、設備ごとの個別連携、長期の立ち上げ期間、保守体制の整備など複数の課題が同時に発生しやすい。また海外仕様の製品では、建物の広さや通路幅、パレット規格、通信環境などが国内現場と合わず、導入時に想定以上の調整が必要となるケースもある。
車体から運用まで一貫提供
StarFork 1500は、車体、自動運転、システム連携、現場導入、運用支援、保守までを一つの搬送ソリューションとして提供する。現場確認から立ち上げ後の運用まで同社が一貫して支援することで、導入企業の負担軽減と自動化の定着を図る。

技術面では、実運用実績を持つ自動運転プラットフォームをベースに開発され、AMRと共通する走行制御技術により安定性と再現性を追求した。
レーザーSLAMにより周囲環境を認識するため、磁気テープなど大規模な走行インフラの新設は不要。位置決め精度は±5mm/±1°で、パレットの受け渡しや定点停止に対応する。通信は4GおよびWi-Fiに対応し、既存のラック、自動ドア、エレベーター、コンベアなど現場設備との連携も可能だ。


導入支援からロボットの組み合わせ提案まで
同社は車体単体の提供にとどまらず、現場調査、搬送フローの設計、走行ルート設定、既存設備との連携、操作教育、稼働後の改善、保守・メンテナンスまでを一つの導入プロジェクトとして支援する体制を敷く。
AMR、牽引ロボット、無人フォークリフトなど異なる搬送ロボットを現場の作業内容に応じて組み合わせることで、単一機種では実現できない柔軟な搬送自動化を提案するとしている。
ロボスタオンラインセミナー情報
急成長する中国ヒューマノイド市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く
ロボスタではオンラインセミナー「日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか 急成長する中国市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く」を開催します。

匠新(ジャンシン)は、「日中イノベーションのエコシステム」をつくることを掲げ、日本企業と中国企業、政府機関、大学、投資家、メディアをつなぎ、日中間の事業連携を支援してきた企業。中国ヒューマノイド市場の最新動向とデータ分析、中国イノベーションの現場、日本企業との連携事例、日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか、などについて解説していただきます。
世界をリードする中国ヒューマノイド産業の現在地と、日本企業にとっての連携・参入の可能性を、データと具体的な事例から読み解く貴重な機会です。
先着で無料ご招待します。詳しくはこちら。


