ロマンスカーの運転を疑似体験!運転士経験者も認めるリアルな新型シミュレータをロマンスカーミュージアムが導入

小田急電鉄が運営する「ロマンスカーミュージアム」(神奈川県海老名市)は、2025年3月19日(水)より、現役ロマンスカーの運転を疑似体験して楽しめる「ロマンスカーシミュレーター Lite」を公開する。難易度を4段階から選択できるので、小さな子どもから大人まで幅広い世代で楽しめる。
導入台数は3台。1回300円(15分間)。



新型「ロマンスカーシミュレーター Lite」の概要

「ロマンスカーシミュレーター Lite」は、同社の運転士経験者でもリアルさを感じる映像や音、実際の小田急車両に近いつくりの運転台を用いた列車の操作感が特長。ミュージックホーンや警笛を鳴らすこともできる。


4段階の難易度のうちどのレベルでも、特急ロマンスカー「GSE(70000形)」または「MSE(60000形)」の運転士視点で見える独特な風景や、扉が閉まってから車掌の出発合図を受け、動き出していく様子や加速するモーター音を4Kモニターや音響システムで再現。信号機や線路のカーブ・勾配などの条件に合わせた速度調節等とともに体験できる。
また、行路も5つ用意した。


■ GSE(70000形)

出典:小田急電鉄

■ MSE(60000形)

出典:小田急電鉄


難易度は4段階、子どもから大人まで

難易度は一切のアシスト機能無く、実際の乗務員と同じ環境で走行させる「上級」、徐々にアシスト機能を強めた「中級」「初級」、自由にハンドルを動かしても運転体験が楽しめる「キッズ」まで(4段階)。
運転体験終了後にはS・A・Bランクの成績を表示するため、自身で運転操作を極めるためにチャレンジすることもできる。また、子どもがハンドルを握る姿を写真に撮って楽しむこともできる。


なお、「上級」を走破してSランクを獲得すると、GSEを車両基地から出発させる運転席からの風景が観られる特典映像もあるという。

チケットは、当館公式サイトで3月13日(木)14時に販売を開始、1週間先まで購入できる。料金はどの行路・難易度でも1回300円、15分間。


体験できる人数は1日あたり104枠へと大幅増

ロマンスカーミュージアムでは、開業時から「ロマンスカーシミュレーター “LSE(7000形)”」(1台)を用意し、1日26枠(先着)で体験提供してきた。ただ、リアルさの追求から操作難易度がやや高く、枠数も限定的だった。今回から3台を新設したことで、1日あたり104枠へと大幅に増やすことができ、小さな子どもでも簡単操作で楽しめるレベルも選択可能になった。

同社は「今後も、体験を通じて楽しみながら好奇心を満たすことができるミュージアムを目指してまいります」と語っている。


「ロマンスカーシミュレーター Lite」の詳細

1.導入日
2025年3月19日(水)
2.導入台数
3台
3.設置場所
2階 キッズロマンスカーパーク
4.体験料金
300円(税込)/1回15分間
5.体験可能枠
1台あたり26枠 (10:30~16:45の間で設定)
6.チケット販売箇所
公式サイトチケット販売ページ(https://www.odakyu.jp/romancecarmuseum/floor/kids-park/
※チケットは、3月13日(木)14時に販売開始、1週間先まで販売

難易度
【キッズ】
自動運転設定しており、ハンドルを自由に動かしても列車は正しく運行し、小さな子どもでも楽しい時間を過ごせる。

【初級】
初めて体験する人におすすめ。操作を学びながらロマンスカーの運転に挑戦できる。

【中級】
初級で運転操作を学んだ人向け。ガイドを活用して信号機やカーブ・勾配などの条件にあわせたロマンスカーの運転に挑戦できる。

【上級】
運転操作をマスターした人向け。ガイド無しで自分だけの力でロマンスカーの運転に挑戦できる。

※全ての難易度で停止位置や運転時分の正確性から評価を行い、採点する。難易度「上級」をSランクで走破した人には、GSEを車両基地から出発させる運転士視点の風景などの特典映像を観ることができる。

7.制作
株式会社ソニックパワード

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ロボスタ編集部

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