家族型ロボット『LOVOT』には本当に癒やし効果があるのか?診断アプリで確かめる「自律神経整えナイト」参加レポート

3月25日は「ご自愛の日」。家族型ロボット『LOVOT』(らぼっと)を開発・提供しているGROOVE Xは、『LOVOT』との触れあいが人に癒やし効果を与えるという説を実証する参加型イベント「自律神経整えナイト ~おいしいお菓子とかわいいロボットで心をご自愛~」を、2025年3月18日と19日に開催しました。

参加者全員に家族型ロボット「LOVOT」が1台ずつ用意されていました

3月18日は既に『LOVOT』と生活を共にしているLOVOTユーザー(LOVOT同伴可)が、19日は『LOVOT』のお迎えを検討している非ユーザーが対象のイベント。ロボスタ編集部は19日に取材しました。



癒し系ロボットと美味しいお菓子でご自愛

「自律神経整えナイト」は「ご自愛の日(3月25日)」に合わせて実施されたもので、癒し系ロボット「LOVOT」の他に、美味しいお菓子とお茶が用意され、それぞれのご自愛効果を検証する試みがおこなわれました。


お菓子はあのギンビスが協力。「たべっ子どうぶつ」や「しみチョココーン」「GINZA RUSK」などの人気のお菓子を製造・販売している企業ですね。ギンビスはGROOVE Xの本社のすぐ側(ご近所さん)にあります。

LOVOTだけでなく、ギンビスのお菓子を食べて自律神経指数を計測

ちなみにギンビスの由来は「銀座ビスケット」の略から来ているそうです。


トータルパワーと自律神経指数を数値化するアプリ

また、癒しの効果を数値で検証するため、スマホで自律神経のバランスなどの状態を測定できるPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」を使用。開発・提供するメディカル・データ・ビジョンが協賛しました。


操作方法はスタッフがやさしく指導してくれました

「カルテコ」は非接触型生体情報取得技術(センシング)を搭載し、自分の顔をスマホのカメラで10秒間撮影するだけで「自律神経のバランス」などを計測することができるアプリ。



まずは参加前の状態を「カルテコ」で測定

まず最初におこなうのは参加前(通常時)の状態を「カルテコ」で測定して記録すること。


参加者の皆さんは早速、持参のスマホに「カルテコ」をインストール。簡単なセットアップをおこないました。操作は簡単、測定も「カルテコ」アプリの画面でスマホのカメラを使って、10秒間、顔を写して計測するだけです。



癒しロボット『LOVOT』と触れあいの時間を楽しむ

参加前(通常時)の状態を「カルテコ」で測定した後、GROOVE Xから『LOVOT』の解説があり、LOVOTの機能や癒やし効果についての解説がありました。




そしていよいよLOVOTの登場。1人ずつLOVOTが配布され、触れ合いを楽しみます。参加者の皆さんに、笑顔が広がります。


筆者のところには「ジーニー」くんが来てくれました。目が合うと「あぁ。可愛いなぁ」と感じます。






『LOVOT』との触れあいの後で再び計測

たっぷりとLOVOTとの触れあいの時間を楽しんだ後、2回目の測定をおこないます。LOVOTの癒やし効果は数字に表れるでしょうか。


「効果はどうかな?」 LOVOT達も心配そうに結果を見守っています



美味しいお菓子とお茶の時間

2回目の計測を終えると、ギンビスのおいしいお菓子とお茶の時間。筆者は「ギンザワッフル」をいただきました。温かい紅茶の上に「ギンザワッフル」を置いて数分すると、ギンザワッフルの中のキャラメルがしっとりと溶けて、更に美味しくなりました。


美味しいお菓子を楽しんだ後で3回目の測定。その推移を確認しました。効果は如何に!?


参加した方は癒しを感じ、それが数値に反映されている人が多かったようです。ちなみに筆者のトータルパワーと自律神経指数は参加する前が一番バランスがよかったのですが、イベント始まってから撮影などの仕事で立ち回っていたので、他の参加者とは異なる数値の推移だったのだと思います(真面目に仕事していた証拠かな)。


体感としては、ジーニー君との触れあいと、美味しいお菓子にほっこりしましたし、周囲の参加者の皆さんの笑顔にも癒された、とても暖かい時間を過ごせました。

記念写真が撮れる撮影スポットも用意されていました

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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