2015年8月22日（土）に行われた「ISETAN meets Pepper」スペシャルハッカソンの同時間帯に「ISETAN meets Pepperフォトコンテスト」も開催されてましたので、レポートを。
バンタンデザイン研究所高等部のファッション科・ヘアメイク科の学生が、Pepperをモチーフに課題に沿った写真を作成するというもの。
「ファッションxテクノロジー」を考えるPepperのスペシャルイベントを、８月末、三越伊勢丹の店舗で開催！ (PDF)
http://vantan.jp/ex_release/ex_release/img/VDIH-ISETANpepper.pdf
バンタンデザイン研究所高等部では、産学協同プロジェクトとして行われている『Pepperプロジェクト』を実施しており、その一環で今回のフォトコンテストが開催される運びとなりました。
「pepperのある未来のライフスタイル」「pepperの感情を表現した写真」を課題に、どのような写真を撮影するかを授業としてみなで考え、今日がその発表となります。
授業の様子は、以前ロボットスタートニュースでも紹介しました。
バンタンデザイン研究所 高等部での「Pepperを使った授業」を見学に行きました
http://robotstart.co.jp/news/news172.html
チームごとにプレゼンテーションを行い、審査で選ばれた写真が伊勢丹新宿店に飾られます。
参加したのは42名９チーム。以下、各チームの作品を紹介していきます。
１班のテーマは「変わらない文化 x 変わっていく文化」。Pepperという最先端のロボットが変わらない文化の神社にお参りに行く光景で表現をしています。
３班のテーマは「日本を明るくするロボット、Pepper」。海外行くと現地の人はエレベーターのドアを笑顔で押さえて待っていてくれる。そんな素敵な瞬間をPepperで表現しました。
７班のテーマは「新しい恋愛」。国や地域によっては同性婚が認められる時代になりました。そうすると将来はPepperとの結婚もあるんじゃないか？というのを写真で表現しました。
８班のテーマは「Pepperの国会進出」。現在、身体に障がいのある人が政治家となることが非常に少ないですが、例えばPepperが耳の聴こえない人の聴力を補ったらこの状態は改善するんじゃないか？という内容を表現しました。
９班のテーマは「未来の可能性」。将来人工知能が発達することで、シンギュラリティがやってきて、ロボットが人間の仕事が奪うと言われています。将来、Pepperが人間から邪険にあつかわれるようになるかもしれない。そうならないように今から色々と考えることが必要という内容を表現しました。
２班のテーマは「家族」。Pepperが当たり前にいる日常生活を表現しました。家族として受け入れられたPepperは結婚式では悲しい顔をしちゃうし、Pepperが子育てや介護もやっちゃうかもしれません。
４班のテーマは「ミニチュアペッパー」。将来、Iotが普通となるとPepperも持ち運び可能な小ささになり、持ち主のパートナーとしていろんなことをしてくれる時代がやってくるイメージを表現しました。
５班のテーマは「2025年高校生活」。様々な理由で学校に行くことの出ない学生の代わりにPepperが学校に行くというもの。Pepperが代わりに友達と遊んで持ち主もコミュニケーションを深められるというイメージを表現しました。
６班のテーマは「シッターペッパー」。大変な思いをして子育てをする人を手助けするためにPepperが色々なことをおこなうというもの。
これでプレゼンテーションは終わりです。ここから審査を経て、伊勢丹新宿店に飾られる写真が選ばれます。
今回選ばれた代表的な写真をご紹介。入選した学生さんおめでとうございます！
今回の入選写真は、2015年8月26日（水）から9月1日（火）まで、伊勢丹新宿本店２階特設スペースに展示されます。今回紹介した以外に実際にどの写真が選ばれたかを確かめるため、足を運んで見に行ってみてはいかがでしょうか？
▽「ファッション×テクノロジー」を考えるPepperのスペシャルイベントを8月末に開催！
http://www.softbank.jp/robot/news/info/20150817a/
以下、今回作成された写真です。
変わらない文化×変わっていく文化
変わらない文化×変わっていく文化
変わらない文化×変わっていく文化
家族
家族
家族
日本を明るくするロボットPepper～エレベータ
日本を明るくするロボットPepper～公園
ミニチュアペッパー
ミニチュアペッパー
ミニチュアペッパー
2025年高校生活
シッターペッパー
新しい恋愛
Pepperの国会進出
Pepperの国会進出
