日本経済新聞は、本日6月1日、トヨタのシャフト買収が詰めの交渉に入っていることを報じた。
SCHAFT(シャフト)は東大発のロボットベンチャー企業。2013年12月に始まった、災害救助用のロボット競技大会「DARPAロボティクスチャレンジ予選」で予選1位通過を決め注目を集めたシャフトだったが、その時にはすでにグーグルによって買収されていた。
今回トヨタが買収を行うことにより、日本のロボット技術が再輸入された形になる。トヨタは、生活支援ロボット「HSR」や自動運転車などの領域でも研究を続けているが、ボストンダイナミクスやシャフトが持つ二足歩行の技術がどのように製品に生かされていくのか、あるいはどのような形で世に出回るのか、世間の大きな注目が集まっている。