経済産業省による平成28年度ロボット導入実証事業の二次締切分の採択が発表

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2016年8月5日、経済産業省から平成28年度ロボット導入実証事業の二次締切分の採択が発表されました。今回採択されたのは104件(採択一覧はこちら)。
2015年2月に日本経済再生本部において決定された「ロボット新戦略」。こちらは「ロボット革命」の実現に向け、日本が「世界一のロボット利活用社会」を目指すというもの。 
今回二次締切分が採択発表された「ロボット導入実証事業」は、幅広い分野でロボットが活用される社会の実現に向け、ものづくりやサービス分野においてロボットが活用されていなかった領域への、ロボット導入の実証や検証を進めていくための事業。
今回コミュニケーションロボット領域では、以下の6件が採択されました。

日常空間におけるロボット活用
 ・商業施設におけるリアルロボットとバーチャルロボットが連携した館内ナビゲーションの実現(事業者:イオンモール株式会社/SIer:ソフトバンク株式会社)
 ・空港におけるサービスロボット導入実証(事業者:日本空港ビルデング株式会社、SIer:株式会社電通、株式会社電通国際情報サービス)
 ・商業施設におけるインバウンド観光客案内にロボットを導入(事業者:アジア太平洋トレードセンター株式会社、SIer:株式会社タスカケル)
ロボットによる新たなサービスの実現
 ・小売店舗における接客業務にスマホと連携したキャラクタロボットを導入(事業者:株式会社ムービック/SIer:karakuri products)
労働生産性の向上
 ・建設現場の現場管理業務へのロボット導入FS(事業者:前田建設工業株式会社/SIer:株式会社CAMI&Co)
日常空間におけるロボット活用
 ・ホテルのフロント業務のロボット化FS(事業者:水口センチュリーホテル株式会社/SIer:株式会社ゼロプラス、株式会社アルファス)

《北構 武憲》

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北構 武憲

北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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