中国の深センのロボットメーカーが開発した「ibotn」を紹介したい。デスクトップサイズ(サイズは新調38.5cm、重さ5kg)で顔がディスプレイ(1024*600)、胴体に蓋のような腕、そして足の部分が車輪になっており移動可能なコミュニケーションロボットだ。バッテリーはこれで8時間駆動という。

このロボットの特徴は育児をターゲットにしていることにあり、ユーザーは赤ちゃんと子育てをする両親にフォーカスしている。
角がないボディデザイン、ブルーライトを低減した液晶ディスプレ、抗菌加工されたボディなど、育児向けに特化したロボットならでははの配慮も目新しいポイントだ。

子供が危険なところに行っていないか、保育時に虐待をされていないかなどを監視することができるという。また子供の成長を撮影していくようになっているという。母親の第二の目という触れ込みだが確かにそうかもしれない。

また専用のスマートフォンアプリを使うことで、例えばオフィスにいる父親が家にいる赤ちゃんとやり取りすることもできる。

赤ちゃんだけではなく、大きくなった子供に向けて英会話の勉強も可能と紹介されている。

ロボットは通常なぜかカラーバリエーションが用意されないことが多いが、ibotnには4色の中から選ぶことができる。

液晶に表示される顔の表情は少しBlue Frog RoboticsのBuddyに似ている感じもするが、表情は豊かなことがわかる。
価格は日本円でおよそ81,000円。移動可能なロボットとしてはまぁこんなところだろうか。
僕はこう思った:
用途を絞ったロボットは理解しやすいですね。逆に言えば汎用性はないということにもなり、今度市場がどんなロボットを求めるのか、注目していきたいと思います。






