フランスのBlue Frog Roboticsが発売予定のコミュニケーションロボット「Buddy」。発売予定日がかなり延期されているのが気になるので、現状どんな状況なのか調べてみた。

現在、Buddyのソフトウェア設計を大幅に見直しているという。主にBuddyが自律的に積極的に動けるようにすることが目的だ。これを実現するためにはユーザーの生活を理解し、場所、時間、習慣などを理解して自立的に行動するシステムが必要だという。
新開発「Meta OS」

Buddyの自律的な行動を実現しつつ、各種アプリケーション管理のために新開発されたのが「Meta OS」だ。このMeta OSがBuddyのすべてのセンサー、アクチュエーターの制御を司る。スケーラビリティを持ちつつ堅牢性の高いシステムを構築するために、開発に時間がかかっているという。
人間とのインタラクション強化

Buddyのキャラクター性の作り込みにもかなり注力しているという。Buddyは人とコミュニケーションとりたいという願望を持つように進化しており、家族を探してハグしたがる性格を持つという。細かいユーザーエクスペリエンスの向上に大きなリソースを割いているのは重要なポイントだと思う。
テレプレゼンス機能

テレプレゼンス機能も強化されており、スマートフォンとBuddyが連携し、いつでもどこでもBuddyとコミュニケーションできるように開発を進めているという。
セキュリティ強化

家庭用ロボットはセキュリティも気になるところだが、Buddyとスマートフォンアプリのセキュリティについてより強化させたという。ユーザーアカウント管理、暗号化されたパスワード保存、ロボットIDなど、より安全な仕組みにしたという。
ハードウェアもアップデート

今後、さらにハードウェアのアップデートの状況が公開されるという。
Buddy最新動画
以下、いくつか新しい動画が公開されているので紹介する。
僕はこう思った:
前評判の高いBuddy。移動できるコミュニケーションロボットとして、リリースが楽しみな一台です。また動きがあればお知らせします。






