コミュニケーションロボットのPepperとスマートスピーカーのGoogle Home Miniを組み合わせる事例が「Project Linking」で発表された。
Project Linkingは、IoT(Internet of Things)の拡大・発展を目指して、NTTドコモをはじめとする国内の企業が複数連携して立ち上げたプロジェクトだ。
この事例を発表したのはロボスタではおなじみのロボットパートナーの太田智美氏。
ロボットがスマートスピーカーに指示をすることでIoTデバイスを制御するというもの。動かないスマートスピーカーに話かけるより、ロボットに話かけるほうが良いと考えて作ったという。
まず必要なものとして、Linkingデバイス(Sizuku 6X)、クライアントのスマートフォン、サーバー、ロボット(Pepper)、スマートホーム(Google Home Mini)、スマーライト(Philips Hue)を用意する。
これらを組み合わて、玄関の扉が開くとSizuku 6Xが検知、PepperがGoogle Home Miniに声を掛け、Google Home MiniとPhilips Hueが連携して部屋の明かりをつけてくれるといった仕組みを実現するという。
実際の動画も公開されている。想定通りに実現できているのがわかる。実に未来だ。