2018年2月27日、ハーマンインターナショナルがMWC 2018においてHarman Kardonブランドの新しいスマートスピーカー(AIスピーカー)を発表した。
既に発表されているHarman Kardon Allure、Harman Kardon Allure Portableに続いて、3機種目のAmazon Alexa搭載スマートスピーカーとなる。
新しいスピーカーは「Harman Kardon Astra」。既存のAlexa搭載のAllureシリーズとはデザインコンセプトが異なっているのがわかる。
Harman Kardon Astraのスペックは1.75インチフルレンジトランスデューサ3つ、0.75インチのドームトゥイーター3つ、パッシブラジエーター2つを搭載し、360度サウンドを出力する。マイクは遠方でも識別可能で、ノイズキャンセル技術を備えた4つのマイクアレイを搭載。
Harman Kardon AstraがAllureシリーズと違う点は、Brightstar社のために開発されたモデルであることにある。Brightstar社は米国の携帯端末の卸売を中心とする事業を行うソフトバンクグループの完全子会社。グローバルな販売チャネルを持つことから、Harmanは今までにない新しい顧客にアプローチできるという。
Brightstar – Vice President, Global Gear / Khalid Zitouni氏
Amazon Alexa搭載のHarman Kardon Astraのような、独創的で革新的な製品を提供できることを嬉しく思っています。
Harman Kardon Astraは2018年夏頃から、主にBrightstarチャンネル、Harman公式サイト、Amazonなどで販売される予定だ。なお価格は現時点では発表されていない。
ロボスタ / Harman Kardon